鍼灸治療で全身のホルモンバランスを整え、健康をサポート
セラキュアの不妊治療ホルモンとは特定の臓器や器官で作られ、血液の中を流れて標的の臓器に運ばれ身体の働きを調整する化学物質です。
例えばドーパミンや、アドレナリンなどのホルモンが有名ですね。
ホルモン分泌は自律神経によって調節されているため自律神経を整える鍼灸治療がホルモンバランスを整えるのに有効です。
月経不順や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、更年期障害、甲状腺の問題など、
さまざまなホルモンバランスの不調を抱えている方に対して鍼灸治療は自然で効果的なアプローチとなります。
月経周期の調整
鍼灸は、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンに働きかけることで、月経周期を調整する効果が注目されています。
これらのホルモンは健康な月経に欠かせないものであり、そのバランスが崩れると
月経不順や月経痛、強い月経前症候群(PMS)を引き起こす可能性があります。
鍼灸は、血流を改善し、ストレスに関連するホルモンバランスを整えることで、
これらの症状を和らげ、規則的で快適な月経周期をサポートします。
PCOSのサポート
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性の生殖年齢に多く見られる症状で、
ホルモンバンランスの乱れにより排卵や月経が不規則になる特徴があります。
鍼灸は、排卵機能に重要な役割を果たす黄体形成ホルモン(LH)や卵胞刺激ホルモン(FSH)の調整をサポートし、
ホルモンバランスを回復させることで、月経不順やインスリン抵抗性などのPCOSの症状を軽減する効果が期待されています。
更年期症状の緩和
更年期に現れるホットフラッシュや寝汗、気分の浮き沈みなどの不快な症状は女性ホルモンが安定しないことによって起こります。
鍼灸は、女性ホルモンのバランスを整えこれらの症状を緩和する効果があります。
また、ホルモン補充療法(HRT)に伴う副作用を避けながら、安心して利用できる方法です。
甲状腺機能のサポート
甲状腺は全身の代謝を調整する重要な役割を担っており、甲状腺ホルモンのバランスが崩れると、
甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症などの状態を引き起こす可能性があります。
鍼灸は、血行を促進し、コルチゾールやインスリンといったホルモンを調整します。
甲状腺機能を正常に保つことで、全身の代謝機能をサポートします。
当院で鍼灸を選ぶ理由
鍼灸は、副作用が少なく、ホルモンバランスを整えるための自然な方法です。
体の自然治癒力を引き出し、血行を改善し、ストレスを軽減することで、全身の健康をサポートします。
初めての方でも安心して受けられるように、資格を持つ鍼灸師がみなさまに合った治療計画を丁寧に立てます。
鍼灸によるホルモンバランスの調整にご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事は以下の研究データに基づき作成されています。
Acupuncture has been increasingly recognized for its potential to help balance hormones in the female reproductive system. Several studies and reviews indicate that acupuncture can influence various hormones and improve conditions related to hormonal imbalances.
1. **Menstrual Cycle Regulation**: Acupuncture has been shown to help regulate hormones such as estrogen and progesterone, which are crucial for a healthy menstrual cycle. It can alleviate menstrual pain, regulate irregular cycles, and reduce symptoms of PMS by improving blood flow and reducing stress-related hormonal imbalances [oai_citation:1,Acupuncture for Hormone Balance](https://familywellnessacupuncture.com/2024/03/15/benefits-acupuncture-hormone-balance/).
2. **Support for PCOS**: In cases of Polycystic Ovary Syndrome (PCOS), acupuncture has been found to positively influence the levels of luteinizing hormone (LH) and follicle-stimulating hormone (FSH), helping to restore a more balanced hormonal environment. This can improve ovulatory function and reduce the symptoms of PCOS, such as irregular periods and insulin resistance [oai_citation:2,Acupuncture for Hormone Balance](https://familywellnessacupuncture.com/2024/03/15/benefits-acupuncture-hormone-balance/) [oai_citation:3,Acupuncture and Hormone Imbalance: A Guide – Natural Life Acupuncture & Wellness](https://naturallifeacupuncture.com/2023/08/24/acupuncture-and-hormone-imbalance-a-guide/).
3. **Menopause Symptom Relief**: For women going through menopause, acupuncture has been effective in reducing hot flashes, night sweats, and mood swings by balancing estrogen levels and supporting overall hormonal harmony [oai_citation:4,Rebalancing Hormonal Havoc: The Role of Acupuncture in Hormone Health – Advanced Women’s Health Clinics](https://www.advancedwomenshealth.ca/blog/rebalancing-hormonal-havoc-the-role-of-acupuncture-in-hormone-health) [oai_citation:5,Acupuncture for Hormone Balance](https://familywellnessacupuncture.com/2024/03/15/benefits-acupuncture-hormone-balance/).
4. **Thyroid Function**: Acupuncture also supports thyroid health by enhancing circulation and promoting hormone balance, which can be beneficial in cases of hypothyroidism or hyperthyroidism. It helps regulate hormones like cortisol and insulin, contributing to overall endocrine health [oai_citation:6,Acupuncture and Hormone Imbalance: A Guide – Natural Life Acupuncture & Wellness](https://naturallifeacupuncture.com/2023/08/24/acupuncture-and-hormone-imbalance-a-guide/).
The holistic nature of acupuncture, along with its minimal side effects, makes it an appealing option for those looking to manage hormonal imbalances naturally. However, it is always recommended to work with a qualified practitioner to develop a personalized treatment plan.
For more detailed information on the specific studies and evidence supporting these effects, you can visit the sources: [Advanced Women’s Health Clinics](https://www.advancedwomenshealth.ca) and [Family Wellness Acupuncture](https://familywellnessacupuncture.com).
鍼灸で体外受精の着床率を上げる方法
セラキュアの不妊治療体外受精(IVF)は不妊治療の中でも非常に効果的な手法ですが、すべてのカップルが一度で成功するわけではありません。
最近の研究では、胚移植後の鍼灸治療が着床率を向上させる効果があることが明らかになり、
不妊治療を受ける多くの方々にとって着床鍼を組み合わせることがスタンダードになりつつあります。
鍼灸が着床成功率に与える効果
ある研究では、特に胚移植の前後に鍼灸治療を行うことで、妊娠率が大幅に向上することが報告されています。
鍼灸には子宮内膜の受容性を高め、子宮への血流を増加させることで胚が着床しやすい環境を作る効果があるとされています
当院では、鍼灸を通じてIVFの成功率を高めるためのサポートを行っています。
特に受精卵の移植前後に行う【着床鍼】着床の確率を上げるための大切なステップと考えております。
通院中の患者様におかれまして、移植日が決まりましたら優先してご予約を承っております。
体外受精における成功率をさらに向上させたいとお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。
みなさまの大切な一歩を、私たちがしっかりと支えます。
この記事は以下の研究データに基づき作成しております。
Recent studies have provided substantial evidence on the positive effects of acupuncture on embryo implantation following embryo transfer in in vitro fertilization (IVF). One systematic review and meta-analysis highlighted that acupuncture, especially when administered around the time of embryo transfer, can significantly improve clinical pregnancy rates. The review found that acupuncture helps by improving uterine receptivity, increasing blood flow to the uterus, and potentially enhancing the implantation environment [oai_citation:1,Effects of acupuncture on pregnancy outcomes in women undergoing in vitro fertilization: an updated systematic review and meta-analysis | Archives of Gynecology and Obstetrics](https://link.springer.com/article/10.1007/s00404-023-07142-1) [oai_citation:2,Effect of Acupuncture on Outcomes of in vitro Fertilisation: A Scoping Review | Chinese Journal of Integrative Medicine](https://link.springer.com/article/10.1007/s11655-021-3459-6).
Furthermore, another study suggested that the timing and frequency of acupuncture are critical. Acupuncture performed both before and after embryo transfer showed better outcomes compared to acupuncture performed at other times during the IVF cycle [oai_citation:3,Effect of Acupuncture on Outcomes of in vitro Fertilisation: A Scoping Review | Chinese Journal of Integrative Medicine](https://link.springer.com/article/10.1007/s11655-021-3459-6).
These findings support the use of acupuncture as a complementary therapy in IVF, particularly to enhance embryo implantation success. However, as always, individual results may vary, and consulting with a healthcare provider is recommended to tailor the treatment to individual needs.
思うツボ 4.「三陰交 さんいんこう」
不妊症に効くツボ女性の月経周期を助け、安産を約束してくれることでも名高い、「三陰交 さんいんこう」というツボがあります。
三陰交という名前は、3つの陰の経絡が交わるという意味からきています。(経絡については2009年1月30日のブログを参照してください)三陰交のように複数の経絡が交わるところにあるツボは、それぞれの経絡の特徴を併せ持つので、とても使い勝手の良いツボです。
3つの陰の経絡とはそれぞれ、腎経ー元気の源・生殖機能、肝経ー血の貯蔵と気血の循環、脾経ー消化吸収・水の代謝という機能を持ちます。三陰交は、この3つの機能をすべてサポートするツボなのです。東洋医学の陰陽理論では女性は陰のエネルギーが強いとされているので、昔から初潮から妊娠、出産、そして閉経まで、この三陰交にお灸をすえ続ける慣習もありました。セラキュアでの不妊治療、安産治療でも、使用頻度がとても高いツボで、特に低温期には質の良い卵胞と内膜を育てるためにご自宅でのお灸もオススメしています。
三陰交には月経周期を整え、身体を温め、毒素を取り除き、生殖能力をアップするだけではなく、消化器の気を補なって、食べ物の消化吸収を促進し、余分な水分を取り除いて身体をひきしめる効能もあります。気、血、体液の流れがスムーズになり、むくみやだるさが減少し、栄養と温かさが身体の隅々にまで運ばれます。さらにイライラを鎮めて、心を穏やかに保つ作用もあります
このように多彩な効用がある三陰交ですが、このツボは、誰でも自分で触れることができるという点でも大変優れています。
内くるぶしのいちばん高いところから、指4本上辺り、骨の後ろ際の凹んだところです。ツボは動いていていつも同じ場所にないことは、「思うツボ」シリーズ初回でお伝えしました。三陰交は特に、妊娠後期に胎児が下がってくるにつれて、だんだん位置が下がってくるツボでもあります。だいたいの目安を付けたら、目を閉じてゆっくり指で押しながら、凹みを探してみてください。
妊娠力アップ、安産、陣痛促進など、女性を守るツボである三陰交は、生まれてくる赤ちゃんにも贈り物をくれます。子供の胃腸、精神を強くして、健やかに成長するための礎を作ってくれるのです
自宅で出来る温灸の他にも、やさしく指圧して上げるだけでも効果はあります。月経不順、月経痛、不妊症などでは毎日お灸を。妊娠中は12週目以降くらいから少しづつ始められると、安全でスムーズなお産の手助けになります。
三陰交の素晴らしい作用を、ぜひご自宅でも発見してみてください。
待合室はハロウィン気分
待合室の季節のお花あっという間に残暑が過ぎ、秋めいてまいりました。
急激な気温の変化で、皆様体調は崩されていないでしょうか。
さて、治療院の待合室にはハロウィンがやってきてとても賑やかな雰囲気になりました。
今回のテーマは
『ハロウィンと秋のハーモニー』
「毛糸で編んだもこもこのかぼちゃと、ベルベッドの小さなカボチャが愛らしく皆様をお迎えします。
オレンジのダリヤや紅茶色のコスモス、そして実もので奏でる秋のハロウィンハーモニーをどうぞお楽しみください。」
と華道家の島田光和様よりコメントをいただきました。
いつも素敵なお花で待合室を華やかにしてくださりありがとうございます。
毛糸のかぼちゃがとっても可愛らしいですね。
皆様もお越しの際にはぜひご覧になってください。
妊活をサポート〜自宅でできるセルフケア 足三里
不妊症に効くツボ東洋医学では、目には見えないエネルギー「気」が全身を流れていると考え、その気の通り道を「経絡」と呼んでいます。
全身に張り巡らされた経絡を地下鉄に例えると、(ツボ(経穴)」は、その経絡上の要所であり、地上に通じる駅のようなもので、全身に360以上存在します。
経絡はそれぞれ内臓と繋がりがあり、ツボは体の変調を伝える反応点であり、治療点でもあります。
セラキュアでは、患者様のお身体の状態や体質等に合わせて、様々なツボを組み合わせ、筋肉や神経にもアプローチして施術しておりますが、さらにご家庭でも指圧やお灸などのケアをしていただくことで、より一層の効果が得られます。
そこで、よく使うツボとその効用、場所についてお伝えします。
足三里
養生のツボとして有名な足三里。奥の細道で松尾芭蕉が足三里にお灸を据えて旅を続けたことでも知られています。
足三里は「陽明胃経」と言う経絡上にあり、食欲不振や胃もたれなど消化器系の不調によく効きます。
また、多気多血と言って、妊活に欠かせない気(エネルギー)と血(栄養)を充実させるので、妊活の治療に必ず使うツボです。
他にも疲労回復、自律神経失調の改善、健康長寿など、まさに心と体に効く万能のツボです。
足三里の名前は、膝のお皿の下の窪みから三里(三寸)離れた位置にある、里(気が集まる場所)というのが由来のようです。
膝のお皿の下に、人差し指から小指までを横にしてのせ、脛の外側辺りを押してみて、痛気持ちいい場所を探してみてください。
優しく指圧するだけでも効果はありますが、お灸をすることで、血流が良くなり、様々な不調が改善されて元気が出てきます。
ぜひご自宅でも試してみて下さい。
待合室は夏真っ盛りです!
待合室の季節のお花7月に入り、梅雨明け前にも関わらず、気温が35度を越えるなど、早くも夏到来といった今日この頃です。
そんな中、待合室ではさわやかな夏の花々が皆様をお出迎え。
今回のテーマは「夏風にそよぐブーゲンビリア」
濃いピンクのブーゲンビリアとヤシの葉が風にゆれて真夏を感じさせます。
ビビットなカラーに元気をもらって、この夏を乗り切っていきましょう。」
花道家の島田 光和様からコメントをいただきました。
過去最高の暑さを記録した昨年並みかそれ以上の暑さが予想される今夏。
花々からパワーをもらい、お体を整えて、夏を元気に乗り切りましょう!
暑い夏を乗り切るために、お体を整えにいらっしゃいませんか。花たちと一緒に涼しいお部屋でお待ちしております。
世田谷区在住M様(40歳)の出産のご報告をいただきました。
患者様のお声 〜出産報告〜以前、当院に通院されて妊娠されたM様の声をお届けします。
M様は以前不妊治療の末にお一人目をご出産。
お二人目をご希望で再来院いただいておりました。
M様、無事のご出産おめでとうございます。
①ご出産のときの様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況など)
6/25深夜(0時頃)に陣発するも中々本陣痛にならず、18時に女子誕生。破水はなし。自然分娩。
②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
不妊治療での通院でしたが、その時々の体調に応じた治療をして頂き、体調自体もよくなりました。
③当院に通院して1番良かったこと、嬉しかったことは何ですか。
持病のめまいが改善されたこと。
④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。
めまいが治ったとお伝えしたらとても喜んで頂けたこと。
⑤同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
不妊治療は先が見えず、終わりがわからない為、気持ちの持って行きようが難しいと思います。自分の性格にあった進め方で少しでもストレスを少なくするのも大切かもしれません。
M様、アンケートのご協力ありがとうございました。
セラキュアスタッフ一同、お子様の成長を心よりお祈りいたします。
梅雨の不調を乗り切る妊活レシピ
不妊症克服!〜食養生〜梅雨どきは様々な不調が出る季節。前回の「梅雨どきの妊活養生」はご覧いただけましたでしょうか。⭐︎梅雨どきの妊活養生
今回は、梅雨どきに食べたい食材を使った、症状別の簡単お勧めレシピを紹介します。
【体が重だるくやる気が出ないとき】
⚫️ユッケジャンスープ
妊活中にしっかり摂りたいたんぱく質を牛肉と豆腐で補充。ピリ辛味で体をシャキっとさせます。ご飯を加えればユッケジャンクッパになり、バランスの良い一品に。風邪の引き始めなどにもいいですよ。
[材料 2人分]牛小間切れ100g、豆腐100g、豆もやし1/2袋、ニラ1/2把、舞茸1/3袋、ごま油大さじ1 、おろしにんにく(チューブ)2cm、水 2カップ
A 調味料 鶏ガラスープの素小さじ2、コチュジャン大さじ3、酒大さじ1
*豆もやしがなければ普通のもやしでもよい。辛味が足りなければ豆板醤小さじ1を追加
[作り方]
① もやしは洗って水気を切る。にらは根を切り3cm長さに切る。舞茸は小房に分ける。
② 鍋にごま油とにんにくを入れて中火で熱し、牛肉を炒める。肉の色が変わったら、①を加えて炒め、Aの調味料と水を加える。適当な大きさに切った豆腐を加えて5分煮る。
【むくみが気になるとき】
⚫️ ビーンズサラダ
むくみの解消に効果のある豆類、きゅうり、コーン。きゅうりを切ったらあとは缶詰を開けてドレッシングで和えるだけ。缶詰は常備しておくと便利です。トマトやチーズを加えて具沢山にしてもいいですね。
[作りやすい分量] きゅうり1本、ミックスビーンズ缶1缶、コーン缶1缶、ツナ缶小1缶、ドレッシング(お好みで)
[作り方]
① きゅうりは豆と同じ大きさの角切りにする。
② ボウルに豆と水気を切ったコーン、油を切ったツナ、きゅうりを加え、ドレッシングで和える。
【お腹の調子が悪いとき】
⚫️ あさりと野菜の中華風粥
あさりの旨みが食欲をそそる一品。妊活に必要な鉄や亜鉛も摂れます。
[分量 2人分]ご飯 2膳、水 300ml、あさり水煮缶 小1缶、大根 2cm(50g)、にんじん 2cm(10g)、鶏ガラスープの素 小さじ2、おろししょうが(チューブ)1cm、しょうゆ少々、ごま油少々 あれば万能ねぎ1本
[作りかた]
① 大根とにんじんはいちょう切りまたは荒みじん切りにする。
② 鍋に水と①を入れて火にかける。鶏ガラスープとご飯を加えて10分くらい煮る。
③ あさり水煮を加えて一煮立ちしたら火を止め、しょうがとしょうゆを加える。器に盛り、ごま油をかける。
食欲がないからと適当な食事で済ませていると、気(エネルギー)や血(栄養)が不足して夏バテ状態に。簡単レシピで元気を取り戻しましょう。
食生活やライフスタイルは人によって様々です。当院では、お一人お一人に合わせた鍼灸治療とアドバイスをさせていただき、妊活をしっかりとサポートいたします。
お気軽にご相談ください。
品川区在住 M 様(31歳)のご出産報告をいただきました
患者様のお声 〜出産報告〜M様は、冷えや浮腫み、頚肩の凝りなどのお辛い症状を改善していきながら、人工授精〜2回の体外受精を経て、妊娠されました。妊娠中も通院いただき、つわりや逆子などのマイナートラブルを解消しながら無事、ご出産されました。
M様、ご出産、本当におめでとうございます。
①ご出産の時の様子を簡単にお願いいたします。
40週4日、2時頃陣痛、破水。
6時半頃、麻酔。
正午頃、経膣分娩で出産。
②当院に通院するようになって、心身の状態はどのように変化しましたか。
病院で聞き忘れてしまったことや心配事なども相談できて、安心することができました。
③当院に通院して、1番良かった嬉しかったことは何ですか。
なかなか妊娠しなかったのですが、妊娠することができ、無事に元気な赤ちゃんを出産できたことです。
④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
逆子だったのですが、逆子に効く施術や自宅でもできること等教えていただき、逆子がなおりました。
⑤同じような症状で悩んでいる患者様にアドバイスやメッセージをお願いします。
妊娠前から出産直前まで、週1で通院させていただきました。毎回、不安や悩みを聞きながら施術して下さり安心できたので、通院して本当に良かったです。とても心強くサポートしていただきました。
M様、ご協力ありがとうございました。ご出産、本当におめでとうございます。
スタッフ一同、お子様の健やかな成長を心よりお祈り申し上げます。
梅雨どきの妊活養生
不妊症克服!〜食養生〜東洋医学では、春夏秋冬の四季に加え、梅雨に相当する高温多湿の時期を「長夏」と言います。この時期は、「湿邪」と呼ばれる邪気が体に入ることで、様々な不調が現れます。
特に消化器系である「脾」は湿の影響を受けやすく、食物を消化吸収して全身に気や血(エネルギーや栄養)を送る役割が弱まると、食欲不振や消化不良、倦怠感、頭痛やめまいなどの症状が出やすくなります。
また、「脾」は体内の水分代謝を行い、不要なものを汗や尿、便で排出する働きがあるため、便秘や下痢、むくみや冷えなどの症状も。
気圧や気温の変動が大きいこの時期は、偏頭痛や起立性調節障害、自律神経失調症、アトピーなどの皮膚疾患をお持ちの方は症状が悪化することがあり、消化器系の疾患とともに、梅雨どきをどう過ごすかがとても重要になってきます。
⚫️ ジメーっとした季節を乗り切る極意はこれ!
ズバリ!「胃腸を守る」ことです。妊活中の方にとって、エネルギーと栄養を作り出し、全身に送り届ける「脾」がしっかり働いていることが妊娠への近道。そして「しっかり汗をかく」ことで体内の湿気を追い出し、元気に梅雨を乗り切りましょう!
① 食事はゆっくり良く噛んで食べる
しっかり噛んで食べることで消化を促し、胃腸の負担を減らします。満腹感が得られるので食べ過ぎを抑える効果も!
② 夜遅い時間の飲食は控える
夜遅く食べると、睡眠にも悪影響が。胃腸も夜はしっかり休ませてあげましょう。
③ 水分を過剰に摂らない
暑くなると水分を多めに摂らなければと思いがちですが、胃腸の弱い方は多量の水分やその冷たさによって水分を吸収する力が弱まるため、軟便や下痢を起こし、逆に脱水になってしまうことがあります。なるべく常温の水を少しずつ飲むようにすると良いですね。
④ 体の冷えに注意
日中暑くても夜間は冷えることが多く、寝ている間に寒さで目覚めた時には体は内臓まで冷えていることがあります。朝、腹痛や下痢を起こしやすい方はお腹から下半身(特に太ももからすねまで)を冷やさないことを心がけて。冷房が効き過ぎた部屋に長くいることや冷たいものの取り過ぎにも注意が必要です。
⑤ 運動習慣をつける
運動してしっかり汗をかくことで、新陳代謝と体内の水分代謝を促します。スクワットなどの筋トレやウォーキング、ヨガなど取り入れやすい運動を習慣に。
⚫️梅雨どきに摂りたい食材はこれ!
① 自然な甘みがある食材
「甘味」は脾胃をケアする働きがあると言われます。しかし砂糖たっぷりの甘味は体に湿を溜めやすく、冷えを招くため、自然の甘味で健脾作用のある食材がお勧めです。
いも類、豆類、なつめ、米、とうもろこし、キャベツ、栗、しいたけなど
②「脾」をいたわる「健脾」の食材
大豆、いんげん豆、ひよこ豆、じゃがいも、枝豆、オクラ、なす、人参など
③「湿」を排出する「利水」と発汗作用のある「辛味」食材
小豆、大麦、もやし、きゅうり、スイカ、はとむぎ、枝豆、ねぎ、みょうが、しそ、パクチー、唐辛子、カレー粉など
次回は、梅雨を乗り切る簡単レシピをご紹介します。
食生活やライフスタイルは人によって様々です。当院では、お一人お一人に合わせた鍼灸治療とアドバイスをさせていただき、妊活をしっかりとサポートいたします。
お気軽にご相談ください。