春の訪れ

春の訪れ

待合室の季節のお花

待合室に一足早く春がやってきました。

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タイトルは「晴れた日の八重桜の下で」

 

「今回は八重桜とミモザ。ふわふわしたうすピンクの雲のようにこの場を包んでくれています。

満開の季節が待ち遠しいですね。その桜の木の下で何を楽しみましょう。

好きな音楽を聴いたり、ゆったり読書なんていうのもいいですね。

皆様も思い思いの春をお過ごしください。」

 

と華道家の島田光和様よりコメントをいただきました。

 

ピンクのフリフリ八重桜に黄色いミモザがアクセントになり、とても華やかです。

待合室に温かい春風が吹いています。

治療院へお越しの際はぜひご覧ください。

ミーガン妃の出産プランと妊婦さんの鍼灸治療

妊娠中の鍼灸治療

英国王室のハリー王子の奥様となったミーガンさん。

4月に第一子をご出産の予定だそうです。

VANITYFAIRという雑誌に、英国王室の伝統を破る出産プラン!という記事が出ていました。(英語での記事はこちらから→)

出産前後の妊婦さんをアシストする専門職のドゥーラを雇ったり、呼吸法を使って痛みを和らげる催眠出産を学んだりしているようですが、鍼灸にも通っているとのことです。

鍼灸治療では、妊娠初期の流産を予防する「安胎」治療、つわりやむくみの治療、腰痛の治療、逆子の治療、そして陣痛をつけて安産を促す治療などがあります。

記事にも

「メーガン妃は緊張を緩めてリラックスするために、定期的に鍼治療を受けています。鍼灸は子宮への血流を促進するのにも素晴らしい治療法です。メーガン妃は出産予定日まで鍼治療を受ける計画です。」とあります。

英国のメディアで鍼灸治療が取り上げられているなんて嬉しいですね!

メーガン妃、元気な赤ちゃんをご出産されますように。

 

当院でもマタニティライフを少しでも快適に過ごしていただけるよう、その時の体調・症状・お悩みに合わせて治療プランを組んでおります。いつでもご相談ください。→

 

N様(34歳)より妊娠のご報告をいただきました

患者様のお声 〜妊娠報告〜

N様は、初めての自然妊娠で心拍が確認できずに流産をご経験されました。それから、流産の精神的ショックを受けながらも妊活を再開され、約半年間病院でタイミング指導を受けられている状態で、当院にご来院されました。

ぎっくり腰や、卵巣チョコレート囊腫の既往があるため、体調面での不安を取り除くことと、しっかりと妊娠・出産までできるような体作りをしたいと望まれていました。

1回目の治療では、すでに排卵をしたばかりでしたので、着床を促す“着床鍼”をさせていただきました。

2回目の治療では、着床の維持と赤ちゃんの成長を応援する“安胎鍼”をいたしました。

3回目の治療では、胎嚢の確認ができていたため、引き続き“安胎鍼”をいたしました。

その後、心拍の確認も無事にでき、順調にマタニティライフを送っていらっしゃいます。

当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化しましたか?

通院しはじめてすぐに妊娠することができ、初期の不安定な時期は通うことで精神的に落ちついていられたと思う

②当院に通院して1番よかったこと嬉しかったことは何ですか?

つわりがあった時期、通うたびに状態がいいからあまり心配しすぎないでと言われたのは嬉しかった

③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。

甘いものを食べすぎた時は舌の状態ですぐばれてしまい、かくしごとはできないなあと感じた

④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。

妊娠初期はあまり人に相談できない不安がたくさんあるので、鍼に通うことでとってもリラックスでき精神的支えになるのでおすすめです。

N様、ご報告ありがとうございました!

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Q.不妊症の鍼灸治療。ハリが入っているのを感じません。それでも効果はありますか?

不妊症の鍼灸Q&A

「ハリは痛くないどころか、入っているのをほとんど感じません。それでも効果はあるのですか?」

と言うご質問をよくいただくことがございます。

答えはYES!です。

通常、鍼灸治療に使用するハリの太さは10種類くらいあり、当院では不妊治療の患者様の多くに”1番”という細いハリを使用しております。

鍼灸治療を始めたばかりの患者様や、ハリに恐怖心がある方、刺激に過敏な方には、さらに細い”01番””02番”というフェイシャル用のハリをお身体に使用します。

使用するハリは、世界で最高品質とされている日本製の使い捨てハリ。

鍼の感じ方や熱さの感じ方は千差万別でそれぞれ違いがあります。また、その時のお身体の状態により感じ方が変わってきます

鍼の感覚や響き・お灸の熱さは刺激を感じられただけでも気・血・津(水分)の流れが変わり、また巡りが良くなることでお体にとてもいい反応をもたらす効果があります。我慢をするとお身体が硬くなり、かえってこの気・血・津(水分)の流れが悪くなってしまいますそのため、我慢した方が効果がよりあるとは言い切れないのです。

このようなことから、当院ではできるだけリラックスしていただけるような治療を心がけておりますので、その都度我慢なさらずに遠慮なくおっしゃっていただけたらと思います。

 

鍼灸師の常備おやつ「ナツメ」

不妊症克服!〜おやつ選び〜

先日、当院が提携している漢方薬局から小包が届きました。

開けてみると、大きな袋にたっぷりと入った「ナツメ」。

漢方薬に使用される乾燥ナツメをサンプルとして送って下さったようです。

 ぷっくりとした深紅の果肉をカプッとそのままかじってみると、ふんわりとした軽い食感で、口の中に甘さが広がります。とても大きいので、一つでも大満足。

今ではすっかり常備オヤツとなり、院長以下数名のスタッフが定期的にナツメをお取り寄せするようになりました。

東洋医学でナツメは、身体の気=エネルギーと血を増やす効能があり、多くの漢方薬の材料として利用されています。私たちがオヤツにしているナツメも、本来は漢方薬用のものを譲っていただいています。

栄養学的にも、ナツメには鉄分、葉酸、亜鉛、カリウム、パントテン酸、ナイアシン、食物繊維など、妊活中、妊娠中の女性に大切な成分が豊富に含まれています。

ナツメの効能は….

血を増やして身体を温める

むくみを取る

心を落ち着かせる

睡眠の質が上がる

便通が良くなる

など多岐に渡り、まさに奇跡のフルーツです! 

中国では、ナツメを一日に3つ食べると老化しない、と言われているのもうなづけます。

サンプルをお福分けした患者様にも喜んでいただき、鍼灸師がおやつとしてストックしているナツメの在庫をお分けすることも多くなりました。(漢方薬局から仕入れている価格のままでお分けしています!)

当院では不妊治療中の患者様に「お砂糖の摂取を避けてくださいね」とお伝えしているので、甘党の方には、気兼ねなく楽しめるオヤツとして特に喜んでいただいています。

ご興味がある方は、サンプルをご試食いただけますのでぜひお声掛け下さいね。

K様(35歳)より妊娠のご報告がありました

患者様のお声 〜妊娠報告〜

K様は、5年前より不妊クリニックにて治療を開始されました。

2、3回の人工授精にトライした後、ご主人様の精索静脈瘤が分かり体外授精へとステップアップ。

1回目の移植で妊娠されるも、7週で流産されてしまいました。その後、また採卵をされて2回目の移植に進む前に、鍼灸を試してみようと当院に通い始めました。

2回目の移植では2個の初期胚を戻し、移植後には当院にて着床を促す着床鍼をうけていただきました。そして、判定日には無事に妊娠判定が出ました。

現在もご出産へ向けて当院にて治療を続けられていらっしゃいます。

①当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか?

1度、流産したことがあり、今までと違ったことを取り入れたいと思って、こちらに通い始めました。
毎回のカウンセリングでよく話を聞いてくれますので、自分の体調や体質改善と向き合う機会になりました。

また、妊娠が継続できるか不安な時期もありましたが、通院することで前向きな気持ちにもなれたと思います。

 

②当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか?

妊娠して、継続されていることです。

 

③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。

妊娠して報告した時に「本当に良かったですね。」って一緒に喜んでくれたり、つわりがつらい時期は、「大丈夫です。出口は必ずありますよ。」と励ましてくれたり、安定期に入った時は、「つわりが大変そうでしたけど、よく乗り越えられましたね。」とほめて頂いたりしました。

鍼灸師の方達が気持ちに寄り添ってくれたので、つらい時期も乗りこえられたのだと思います。

 

④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。

不妊治療をしていましたので妊娠するまではたくさん悩みましたし、妊娠してからは流産しないか不安になることもありました。その気持ちを軽減させてくれたのは、ここに通院したことだと思います。

1人で抱え込まないためにも通院はおすすめだと思います。

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ご出産まであと少しがんばって行きましょう!
K様、妊娠のご報告ありがとうございました!

不妊治療中から妊娠中の風邪予防に最適の果物は…

不妊症克服!〜食養生〜

寒さが厳しくなってきましたね。

空気も乾燥し、喉がイガイガする…風邪ひいたかな?と思うことはありませんか?最近はマスクをして来院される方もぐんと増えました。

東洋医学では肺」は乾燥に弱いとされ、弱ると鼻や喉に症状が出て風邪を引きやすくなります。妊活中や妊娠中は特に、風邪薬のお世話にはなりたくないもの。ですので、この時期には「リンゴ」がオススメです。


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リンゴには水溶性の食物繊維である「ペクチン」、余分な塩分を排出水分バランスを整えてくれる「カリウム」、抗酸化作用のある「ポリフェノール」、疲労回復に効果的な「クエン酸」なとがバランス良く含まれています。

ペクチンには整腸作用があるので下痢や便秘などの症状を改善する働きがあります弱った胃腸に働きかけ消化を助けてくれるので、風邪で弱った身体には効果的。

そんなときにはぜひ、すりおろしたリンゴを食べてください。すりおろすことで、ペクチンがより速やかに働いてくれます。

さらにクエン酸の効果で体力も回復しやすくなります。

 

東洋医学的にもリンゴには身体を潤す作用があるといわれています。乾燥を防ぎ、肺を養ってくれるので、喉を潤し風邪予防にもなる果物なのです。

また、風邪のほかに二日酔いにも効果的です。

年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎで弱った胃腸にやさしく働きかけ、余分な塩分を排出し、むくみを防いでくれます。

今は胃腸の疲れが出やすい時期。ぜひ役立ててみてくださいね。

 

ここで、美味しいリンゴの見分け方をご紹介♪

赤いリンゴの場合、お尻までしっかり赤くなっている物を選びましょう。お尻が緑の物は酸味が強いリンゴです。 青リンゴの場合は、色ムラのない物を選んでくださいね。

枝が干からびているものは×。鮮度が落ち、水分が抜けているリンゴです。 枝のしっかりとした物を選んでください。

大玉よりも中玉のリンゴの方が、味に当たりハズレがありません。ずっしりと重さを感じる物は果汁がたっぷり詰まっています。

 

いかがでしたか? 「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」とも言われています。

今年は鍼灸治療とリンゴで免疫力アップ! 風邪に負けない体作りをしていきましょう。

新春の訪れ@待合室

待合室の季節のお花

クリスマスからお正月へと雰囲気がガラリと変わった待合室。

今回のタイトルは「飛び出した向こうには…」

「いつもの輪の中から飛び出すと、その先には何が見えるでしょう?きっと新しいわくわくに出会えそう…。そんな期待をこめて、天女の羽衣のように天高く舞う様子を表現してみました。紅白のダリアや薄紅のシャクヤクを中心に、竹とゴールドの松を添えました。新年が皆様にとって、素晴らしい年とらなりますように。

と、華道家の島田光和さんからメッセージをいただきました。

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とても華やかな作品ですね。

 

皆さんは今年、どんな「輪」から外に飛び出すのでしょうか。

干支のイノシシもひょっこりお出迎えしてくれます。

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「ビタミンD」と不妊の関係

不妊症克服!〜日常生活〜

シミシワが気になるからと、夏はもちろん冬でも常に紫外線を気にして対策をされている方はいませんか?

日光に当たる機会が少なかったり夜型の生活をしていると、知らず知らずのうちにビタミンDが不足してしまうことがあります。そして、それが妊活の妨げになっている可能性があるのですびっくり


ビタミンDは、皮膚に太陽光(紫外線B波)が当たることで体内で合成することができる唯一のビタミンで、別名「太陽のビタミン」とも言われています太陽


このビタミンDは主に、骨や歯の成長・健康のためにとても重要です。

カルシウム代謝を調節するために重要なビタミンで、小腸でカルシウムの吸収を高め、血液中のカルシウム濃度を高める作用があります。

血液中のカルシウムは必要に応じて細胞や骨に取り込まれ、骨や歯の成長・形成を助けるので、ビタミンD不足になるとカルシウムの代謝が悪くなり、骨粗鬆症の原因にもなってしまうのです。

また、骨や歯の形成以外にも、がん予防や免疫力を高める効果・インスリンの分泌を促し血糖値を下げる作用があることもわかっており、健康には欠かせないビタミンのひとつです。

ここまでが一般的に知られているビタミンDの主な働きです。

このビタミンD、実は女性の健康と深い関わりがあります。


なんと妊娠においても重要な働きをすることがわかっているのです。

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ビタミンD不足で妊娠率が下がる

ビタミンDの受容体(受容体とは、ビタミンDをキャッチする器官で、血液と共に流れてきたビタミンDが「鍵」であれば、受容体は「鍵穴」のようなもの)が視床下部・子宮・卵管・卵巣・乳腺・胎盤に存在することがわかっています。

「そこに受容体が存在する」ということはつまり「ビタミンDを必要としている器官」ということです。

卵胞液中のビタミンD濃度が1ng/ml高くなると、妊娠率が6%増加することがわかっており、様々な比較リサーチでも妊娠したグループでは血中のビタミンD濃度が高いという結果が出ています。

また、某不妊治療クリニックの先生のお話しによると、なかなか良い結果が出ず妊娠にいたらない女性は、血液中のビタミンD濃度が明らかに低いという特徴があるとのことです。


ビタミンD不足は初期の流産リスクを上昇させる

着床期の子宮内膜の形成にも、ビタミンDが関与していることがわかっています。

ビタミンDは胚と子宮内膜のコミュニケーションを高める働きがあります。
不足した状態だと、内膜がしっかりと育たず、受精卵の着床を維持しにくくなってしまうのです。


さらにビタミンDは免疫にも関係しています。

身体に細菌などの外敵が侵入すると「抗体」が作られ、異物を攻撃し排除してくれるのが免疫ですが、自分の細胞を攻撃してしまう「自己抗体」ができてしまうことがあります。膠原病や甲状腺疾患をはじめ多くの疾患で自己抗体の関与が判明していますが、不妊に関しても例外ではありません。自己抗体が受精卵を異物とみなして攻撃し、流産してしまうということがあるのです。

習慣性流産の女性を対象に、ビタミンD濃度と自己抗体の関係を調べた研究がありますが、ビタミンD濃度が正常値の(30ng/ml)のグループに比べ、ビタミンD不足のグループに自己抗体を持っている方が多いということがわかりました。

ビタミンDの不足は免疫異常を起こし、習慣性流産のリスクを高める可能性があるのです。



AMHにもビタミンDが関与している

AMHとは抗ミュラー管ホルモンの略で、発育過程にある前胞状卵胞から分泌されるホルモンです。女性の卵巣予備機能を知る指標になると考えられており、濃度を測定することで残っている卵胞の数を測定し、卵巣年齢が何歳くらいか推定します。

AMHはビタミンDによって増加します。つまり、ビタミンDが多ければ多いほど卵胞の発育が良く、AMHの数値が上昇します。
また、日差しの少ない冬場は、夏場に比べてAMHの数値が約18%下がるという結果もあり、ビタミンDとの関係性を示しています。

AMHの数値は年齢とともに下がるというのが定説ですが、季節の変動=ビタミンDの量にも影響を受けているのです。



妊娠・出産後もビタミンDは重要

無事に元気な赤ちゃんを出産した後でも油断は禁物です。
ビタミンDが不足していると、母乳の分泌量が減少することもあるのです。
もともと母体のビタミンDが母乳へ移行する割合が少ないため、赤ちゃんのビタミンDも足りなくなりがちで、発育の障害が起こる可能性もあります。

つまり授乳中は、より多くのビタミンDが必要になります。



このように、妊娠を望む女性にとって、ビタミンDはとても重要な働きをすることがわかっています。

でも強い日差しの中を日焼け止めなしなんて・・・シミやシワになってしまうのは嫌ですよね。

そんな方はまず食品からビタミンDを摂取することを意識してみましょう。

さんま かれい うなぎ いわし さけ あじ きくらげ しめじ 干しシイタケ 鶏卵

このような食品に多く含まれています。

主にお魚ですね魚
お肉を食べることが多い方は、お魚も取り入れるようにしてみてください。


日焼けも気になるところですが、日差しを浴びる時間は長くなくても大丈夫です。

夏場は一日約15分程度 
冬場は一日約1時間程度


週に3日程度、どちらも日差しの強い時間帯に日焼け止めを塗らず、肌の3~4割を当てるだけで十分ビタミンDの合成ができるのです。

夏は熱中症に注意しながら、少しの時間だけ日差しを浴びて、そのあと日傘や日焼け止めなどで紫外線をブロックするようにしてみてください。


ビタミンD不足にならないように、無理のない程度の日光浴と、ビタミンDを多く含む食品を積極的に取り入れて、妊娠しやすい身体をつくっていきましょう。

GI値(グリセミック・インデックス)と不妊の関係

不妊症克服!〜食養生〜

みなさん、こんにちは。

以前「カロリーオフ商品と不妊の関係」という記事の中で、急激な血糖値の上昇によって引き起こされる”インスリン抵抗性”の怖さについてお伝えしました。

女性の生殖機能に大きなインパクトを与え、妊娠しづらくなってしまうという内容に、皆さんから多くの反響をいただきました。


中でも、特に多かったのは「血糖値の急上昇はどう気をつけたらいいの?」というご質問で、今回は血糖値の上昇に関わる「GI値」についてお話ししたいと思います。


GIとは「グリセミック・インデックス(指数)」の略で、糖質の血中への吸収度合いを示します。各食物の摂取後2時間までに血液中に入る糖質の量を計ったものです。

糖質を含んだ食物(炭水化物)を摂取すると、体内の消化酵素によって細かく分解・消化されてブドウ糖となり、血管内に吸収されて血糖値が上がります。

グリセミック指数=GI値高い食品ほど血糖値が急上昇し、GI低い食品ほど血糖値はゆっくり上昇します。


急激な血糖値の上昇を防ぐには、各食品のGI値を把握していることが重要になります。

具体的には、一体どういう食事を摂ったらいいのでしょうか?

精白米より胚芽米、白いパンよりライ麦パン

血糖値の急上昇の大きな原因となるもののひとつが、ご飯やパンなどの炭水化物です。
これらはエネルギー補給には欠かせないものですが、GI値が非常に高いんです。

 そこで工夫したいのが「少しでもGI値の低い主食に替える」ということ。

基本的に、白く精製されたものほどGI値が高いので、真っ白な精白米よりは胚芽米のほうが、そして白いパンよりはライ麦パンや全粒粉パンのほうが、ぐっとGI値が低くなるのでおすすめです。

ちなみに胚芽米よりも玄米のほうがさらに低GIではあるのですが、玄米は消化が非常に悪く「せっかくの栄養素が吸収されない」というデメリットもあるため、完全な玄米100%のご飯」というのは、実はあまりおすすめできません。その点、胚芽米であれば、胚芽の栄養をしっかりと摂りつつ、GI値対策もできるわけですから、まさに一石二鳥です。


さて、最後にもうひとつ。食べる順番も大切です。

低GI値の野菜から食べよう

食事の際に「GI値の高い食材」が入ってくるのはごく普通のことですから、食べ過ぎなければそれほど気にする必要はありません。

 それよりも「食べる順番」に気をつけることが大切です。

まず最初に低GI値の食品を、ゆっくりと食べること、これが鉄則です。

 

GI値の低い食品は、
海藻類・きのこ類・大半の野菜類・大豆食品
が挙げられます。

もっとも、野菜の中でもとうもろこし・にんじん・芋類・かぼちゃなどは高GIとなっていますが、それ以外のものについてはたいていが低GIです。 

簡単に言うと「一般的な味噌汁の具を最初に食べれば、ほぼ間違いなく低GI値」という感じです。野菜サラダも、にんじんとマッシュポテト以外のものであれば「真っ先にお箸を運ぶ食品」として最適と言えるでしょう。 

スイーツの量を減らして、ナッツ類を食べよう

さて、問題は「おやつ」を食べる時のGI値コントロールです。
現実的に考えて、「スイーツの前にサラダや味噌汁などを食べる」などという人はほとんどいないでしょう。

そんなときには「スイーツの前にピーナッツやアーモンドなどのナッツ類を少し食べる」というのがおすすめです。

 ナッツ類は低GI値で、しかもよく噛んで食べれば「食べた」という満足感が出やすく、さらにビタミンやミネラルも豊富で、栄養的にもすぐれた食品 なのです。血糖値の急上昇を防ぐだけでなく、スイーツの摂取量も減らす効果が期待でき、さらにアンチエイジングのための 栄養補給までできます。

ナッツ類が苦手な人であれば、「酢昆布」もおすすめですよ。こちらもミネラル豊富で、しかもナッツ類以上に低GIです。

妊活中はストレスで心身の疲労が溜まりやすく、ついつい甘いものや炭水化物系の食べ物に手が伸びてしまう方も多いかと思いますが、血糖値のローラーコースターは心身をさらに疲弊させるものです。東洋医学的にも生殖機能にとても大切な「脾」や「肝」の機能に負担がかかってしまいます。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の方、PCOS気味の方、月経サイクルが乱れがちの方は特に、GI値に気を配り、血糖値を安定させる食生活を送ることが大切です。

妊娠中の血糖値コントロールや、ご主人の生活習慣病予防にも役に立ちますので、ぜひ毎日の食生活にGI値を取り入れてみて下さい。