ママになるための栄養セラピー 〜その1〜 コレステロール

ママになるための栄養セラピー 〜その1〜 コレステロール

不妊症克服!〜食養生〜

中医学では「医食同源」。英語でも「You are what you eat. 食は人なり」と言われるように、健康になるためには医療と同じくらい毎日の食生活が大切です。

 

ましてやこれから赤ちゃんを授かろうとする女性にとって「何を食べるか、食べないか」は、重要な課題です。毎日の食事は、卵子のクオリティや内膜の状態、着床を左右する免疫などにも関係し、妊娠が成立した場合には胎児の成長、子供の将来の健康にまで影響を及ぼすからです。

栄養バランスをチェックするための血液検査をすると、女性の約8割が栄養不足に陥っていると言われています。ほとんどの方が三食きちんと食べていて、食材は溢れているのにどうしてかしら?と思いますよね。

 

そこで、これから数回のシリーズで「ママになるための栄養セラピー」をお届けしますので、皆様の妊活中の食生活の参考にされて下さい。

これを機会に、食生活を見直し、ママになる準備を始めましょう。

 

まず、初回。

「コレステロール」のお話です。

コレステロールと言えば、あまり身体に良くないというイメージがあるので、意外!?と思われた方も多いと思います。

しかしコレステロールは、妊娠するためにとても大事な栄養素なのです。

コレステロールはホルモンの材料

三大栄養素にたんぱく質、炭水化物、脂質がありますが、コレステロールはこの脂質の一種です。人の身体は60兆個の細胞が集まって出来ていますが、その1つ1つの細胞を保護している細胞膜を構成するのにコレステロールは使われています。

子宮内膜をふかふかなベッドに整えたり、卵子を育てたり、排卵を促したりするホルモンの材料にもなっていますし、コレステロールが高い女性ほど、AMH(抗ミューラー管ホルモン)=卵巣予備能の値が高くなるという研究結果もあります。

コレステロールは抗ストレスホルモンの材料にもなっているので、ストレスが高いとどんどん減ってしまいますので注意が必要です。

実際になかなか赤ちゃんを授かれずに悩んでいる方の食生活を確認すると、低コレステロール血症の傾向にある方が少なくありません。

毎日のお食事で、良質のコレステロールを効率良く摂取するように意識してみて下さい。

 

★妊活中におすすめ!良いコレステロールを多く含む食材

卵黄、うなぎ、イカ、豚レバー、鶏レバー

食事から摂る1日のコレステロールの適正量は500〜600mgが良いと言われています。卵1個には約250〜300mgのコレステロールが含まれているので、卵だけで言えば2個で1日分が摂取できることになります。

血液中のコレステロールは、たんぱく質を材料にして肝臓で約80%が作られ、あとの20%が食事からの摂取となります。

肝臓で作るコレステロールの量は、体内のコレステロールの量に応じて調整されているため、食事でコレステロールを摂取しても必要以上にコレステロール値が高くならないようになっているので、なるべく毎日不足しないようにしましょう。

次回は、コレステロールをより効率よく摂るためのキー食材であるたんぱく質についてお話ししたいと思いますのでお楽しみに♪

待合室からXmasファンタジーの世界へ…

待合室の季節のお花

セラキュアの待合室に、早々にクリスマスがやってきました! 

今年のテーマは「スノードーム」。

「上品なシルクベージュと、大人ピンクな2色のポインセチアが、キラキラ輝く銀色の水の中に浮かんでいます。このふわっと感をお楽しみ頂けたらうれしいです」

と、華道家の島田光和さんからメッセージをいただきました。

IMG_4108

 

眺めていると、ガラスの球体の中に広がるファンタジーの世界に引き込まれそうな不思議な感覚になる作品です。

IMG_4105いつものように、お化粧室の中にも小さなXmasファンタジーがあります!

 

赤ちゃんに出会うためのライフスタイル:11月の注意点&お灸のツボ

妊活:今月の注意点

秋も終盤。11月初旬には立冬を迎え、いよいよ本格的な冬の始まりです。

一日も早く赤ちゃんに出会えるように、11月は下記のことに気を配りながら治療後をお過ごしください :-) 

 

★足首や足の甲が露出する履物はストッキングやタイツを履いていても冷えやすいものです。血管が皮膚表面近くに通っている足首や足の甲は、冷気に曝されると血液が冷たくなってしまいます。足元で冷やされた血液は、心臓に戻る際まず骨盤を通っていきます。つまり足が冷たくなると、骨盤内にある子宮や卵巣の血流が悪化してしまうのです。妊活中は早めのブーツがオススメです。足首をしっかり寒気から守ってあげてくださいね。

★冷えた身体を温めるには足湯が一番。足を温めると、湯船に浸かるより効率良く全身を温められるんです。湯船にゆっくり浸かるのも気持ちが良いですが、身体の芯まで温まる前にのぼせてしまうこともあります。短時間で身体を温めたい時や、風邪をひいて体力が落ちている時にも、足湯がオススメです。バケツや足湯器が無い方は、お風呂の縁に腰をかけて足を湯船に浸けて、額から汗が出るくらいまで温めてみてください。

★外出時、汗をかき過ぎないように注意しましょう。夏はたくさん汗をかいて気を発散させるのが良い季節でしたが、冬は気を身体に収めエネルギーを充電する季節です。この時期にたくさん汗をかいて気を発散させ過ぎてしまうと、春を迎える際にエネルギー不足となり不調が起こります。また汗をかいた後に冷えると、風邪もひきやすくなってしまいます。屋外と屋内では温度差があり、あまり厚着をしすぎると汗をかきすぎてしまうので、体温調節ができる重ね着を心がけてくださいね。

 

今月の灸点 「三陰交 さんいんこう」

11月は、「三陰交」がおすすめ。場所は足首の内側、内くるぶしから指を4本そえた所、すねの骨の際にあります。婦人科系のツボとして有名ですので、ご存知の方も多いかと思います。

三陰交

三陰交の周辺を触ったり押したりしてみてください。少し凹んでいたりズーンと響くような痛みを感じるポイントはありませんか?

三陰交は陰の経絡である「肝」「脾」「腎」の3つが通っています。その三つが交わる場所なので「三陰交」。

月経・妊娠・出産には「肝」「脾」「腎」の働きが深く関わっており、昔から「婦人には三陰交」と言われているほど大切なツボです。

ここひとつで3つの臓器の機能を活性化させることができる大変便利なツボですが、冷やしてしまうと悪影響を与えやすいツボでもあります。しっかりとお灸をして温めるようにしましょう。

東洋医学では、四季折々に適した生活を送ることによって健康を保てると言われています。

ブーツやお灸を活用して三陰交を冷やさないように、秋晴れの紅葉をお楽しみ下さい!