横浜市在住O様(42歳)出産報告をいただきました
患者様のお声 〜妊娠・出産報告〜O様は2016年から、ピル服用後の生理不順がきっかけでご来院されました。
ご自身でタイミングをとりつつ、漢方を取り入れながらクリニックでもモニタリングしたり、必要な検査などをされていました。
当院ではストレスケア、ホルモンバランスを整える治療を積極的におこなっていきました。
その後、ステップアップされるタイミングでめでたくご入籍されて、本格的に妊活をスタート。
採卵後、移植2回目で陽性反応が出ましたが、胎嚢確認後に継続が難しくなりました。
不育症検査を受けてみると、移植後にアスピリンを処方されることになりました。
そして、何度か採卵されて、貯卵を6個したところで移植再開。
めでたく陽性反応が出て、無事に妊娠継続されている中で、つわりやヘルニアのケアをしていきました。
途中逆子になりましたが、無事に元に戻ってくれました。
出産間近までご来院いただき、無事に元気な赤ちゃんをご出産されました。
本当におめでとうございます。
長い期間セラキュアを信じて通ってくださり、ご出産まで見届けられたことを、スタッフ一同大変嬉しく思っています。
先日は、お2人目の妊娠をご希望とのことでご来院いただきました。
1. ご出産の時の様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況など)
産後の胎盤確認で臍帯卵膜付着が発覚。
鍼灸治療で血流を促していただいたお陰で元気な子を迎える事ができたのは大変感謝しています。
2. 当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化しましたか?
手足が温まっている状態が普通になり体調が良くなりました。
3. 当院に通院して1番よかったこと嬉しかったことは何ですか。
どんな状態の時も心身の調子を整えていただき寄り添っていただけたことです。
また、カルテでの情報管理がしっかりなされているため、担当が変わった場合なども安心して施術を受けることができました。
4. 治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
エピソードはないのですが、いつもスタッフの皆さんが互いを尊重し連携している様子が伺えるのが印象的です。
5. 同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
私はピルをやめた後、生理が自然に再開しないことがきっかけで通う様になりました。不妊治療中に限らず体調を整えていただけるので、気になる方には通ってみて欲しいです。
O様、アンケートのご協力ありがとうございました。
セラキュアスタッフ一同、O様のご健康とお子様の成長を心よりお祈りいたします。
排卵後、いつまで夫婦仲良くできる?
不妊症克服!〜日常生活〜以前あげましたこちらのブログが大人気でした。
当院にお越しの患者さんも排卵後の性交渉は意味がないと思っていらっしゃる方がとても多く、子宮環境が整うお話しをしますと皆様とても驚かれます。
その中でさらに質問が多かったのが、「排卵後、性交渉はいつまでできるの?」でした。
答えとしましては「受精卵が着床するまで」です。
着床してからの性交渉は子宮の収縮を誘発してしまい危険な場合があります。無理はなさらず着床後から安定期までの間は特に控えていただくことをおすすめします。
ではいつから着床していくのでしょうか。
妊活ではタイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精がありますが、どの方法の場合も同じなのが
受精卵は約5日目で胚盤胞に成長し、そこから約24時間かけて着床していく
というところです。
タイミングや人工授精の場合
排卵日の当日にタイミングを取られたり人工授精をした場合は、その日が0日目となります。そこから約5日目に胚盤胞まで成長し、約24時間かけて着床していきます。
体外受精、顕微授精の場合
胚盤胞移植をした場合は、移植後から約24時間かけて着床していきます。
初期胚移植の場合
例えば3日目の初期胚移植の場合、移植してから約2日目に胚盤胞となりそこから約24時間かけて着床していきます。
このように着床していくまで数日〜24時間かかります。また、これは平均的な時間であり胚盤胞になる日数や着床していく時間には個人差がございます。
ですので性交渉をする場合は、着床していく時期のギリギリではなく、タイミング後や移植後からなるべく早めが安心ではないでしょうか。
また、人工授精や体外受精後の性交渉を禁止あるいは推奨していないクリニックもございます。必ず主治医にご相談くださいね。
当院では受精卵が着床するまでの期間に、気の流れをスムーズにし着床をサポートする『着床鍼』を行っております。
ご希望の方には、受精卵が着床するまでの期間に必ず受けていただいております。この期間を過ぎると着床鍼はいたしませんのでご注意ください。
時期についてご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
妊娠力をあげるセルフケアーー冷え対策
不妊症克服!〜日常生活〜妊娠力を高めるためには、身体を冷やさない事が大切です。
骨盤内の子宮や卵巣が冷えると、血流が悪くなって血液の滞りが起こります。これを東洋医学では瘀血(おけつ)といいます。
瘀血が溜まると排卵や着床がスムーズにいかなくなる他、子宮内膜症や子宮筋腫などにもなりやくなると考えます。
また、冷えが続くと血流量が少なくなり、臓器のエネルギーも不足して子宮や卵巣の働きが低下します。
妊娠力を高めるためには、冷え対策をしっかりと行い、骨盤内の血流をしっかりと維持し骨盤内のコンディションを整えましょう。
こんな人は要注意!
⬜︎生理痛がひどく、経血の色が黒っぽい
⬜︎タバコを吸っている
⬜︎1日の中で、椅子に座っている事が多い
⬜︎冷える場所にいる事が多い
⬜︎肌の露出が多い服や薄着でいる事が多い
⬜︎冷たいものを好んで食べる
妊娠力アップに向けて冷え対策をしよう!!
①服装の工夫
締め付けの少ない、温度調節ができる重ね着を心がけましょう
吸湿性の良い素材(コットン、リネン、絹など)を選びましょう
襟元、足先、足首などの露出を減らしましょう
頭寒足熱を意識し、下半身を温めるようにしましょう
②適度な運動
ウォーキング、ストレッチなど無理なく続けられる事を習慣づけましょう
下半身の筋肉を鍛えるのも代謝アップに効果的です
③入浴
38~40℃のぬるめのお湯に、15~20分ゆっくりと浸かりましょう
半身浴も良いですが、上半身が冷えないようにタオルなどをかけて行いましょう
④食事
3食規則正しく食べるようにしましょう
特に朝食は寝ている時に下がった体温を上げて日中の代謝を高めてくれますので、欠食しないように心がけましょう
冷たい飲み物や食材は控え、温かいものを摂るようにしましょう
身体を温める食材を積極的に取り入れることもお勧めです
<身体を温める食材の例>
- 未精製の食材(黒糖・胚芽米など)
- 冬が旬/寒い地域でとれるもの(にんじん・れんこん・ごぼう・ほうれん草など)
- 発酵食品(味噌・納豆など)や火を通したもの
- その他(お肉やお魚などのたんぱく質食材/ビタミンEが豊富なナッツ類やアボカド/ココアなど)
日常生活のちょっとした工夫で妊娠しやすいコンディションを整えていきましょう。