妊娠力をあげるセルフケアーー冷え対策
不妊症克服!〜日常生活〜妊娠力を高めるためには、身体を冷やさない事が大切です。
骨盤内の子宮や卵巣が冷えると、血流が悪くなって血液の滞りが起こります。これを東洋医学では瘀血(おけつ)といいます。
瘀血が溜まると排卵や着床がスムーズにいかなくなる他、子宮内膜症や子宮筋腫などにもなりやくなると考えます。
また、冷えが続くと血流量が少なくなり、臓器のエネルギーも不足して子宮や卵巣の働きが低下します。
妊娠力を高めるためには、冷え対策をしっかりと行い、骨盤内の血流をしっかりと維持し骨盤内のコンディションを整えましょう。
こんな人は要注意!
⬜︎生理痛がひどく、経血の色が黒っぽい
⬜︎タバコを吸っている
⬜︎1日の中で、椅子に座っている事が多い
⬜︎冷える場所にいる事が多い
⬜︎肌の露出が多い服や薄着でいる事が多い
⬜︎冷たいものを好んで食べる
妊娠力アップに向けて冷え対策をしよう!!
①服装の工夫
締め付けの少ない、温度調節ができる重ね着を心がけましょう
吸湿性の良い素材(コットン、リネン、絹など)を選びましょう
襟元、足先、足首などの露出を減らしましょう
頭寒足熱を意識し、下半身を温めるようにしましょう
②適度な運動
ウォーキング、ストレッチなど無理なく続けられる事を習慣づけましょう
下半身の筋肉を鍛えるのも代謝アップに効果的です
③入浴
38~40℃のぬるめのお湯に、15~20分ゆっくりと浸かりましょう
半身浴も良いですが、上半身が冷えないようにタオルなどをかけて行いましょう
④食事
3食規則正しく食べるようにしましょう
特に朝食は寝ている時に下がった体温を上げて日中の代謝を高めてくれますので、欠食しないように心がけましょう
冷たい飲み物や食材は控え、温かいものを摂るようにしましょう
身体を温める食材を積極的に取り入れることもお勧めです
<身体を温める食材の例>
- 未精製の食材(黒糖・胚芽米など)
- 冬が旬/寒い地域でとれるもの(にんじん・れんこん・ごぼう・ほうれん草など)
- 発酵食品(味噌・納豆など)や火を通したもの
- その他(お肉やお魚などのたんぱく質食材/ビタミンEが豊富なナッツ類やアボカド/ココアなど)
日常生活のちょっとした工夫で妊娠しやすいコンディションを整えていきましょう。