赤ちゃんに出会うためのライフスタイル:5月の注意点&お灸のツボ

赤ちゃんに出会うためのライフスタイル:5月の注意点&お灸のツボ

妊活:今月の注意点

ぽかぽか陽気の続く5月。連休もあり、レジャーや旅行を楽しまれた方も多いのではないでしょうか。

一日も早く赤ちゃんに出会えるように、5月は下記のことに気を配りながら治療後をお過ごしください :-) 

★「 五月病」という言葉があるように、環境の変化からどっと疲れが出る時期です。職場が変わった、異動で人間関係が変わった、新プロジェクトが始まった、子供の入学や新学期など、環境の変化は自律神経やホルモンバランスへ影響を与えます。身体がだるい・やる気が出ない・食欲が出ない・寝付きにくいなどの症状はありませんか? ほうっておくと長引いてうつ病っぽくになってしまう場合も…。身体の回復には質の良い睡眠が重要です。GWの連休中や週末のお休みでも生活リズムを乱さないよう早寝早起きを心がけてください。また、睡眠ホルモンの材料になる動物性のタンパク質(お肉やお魚等)を摂るようにしましょう。

★5月は環境の変化によって悩み事が増える傾向にあります。東洋医学では思い悩むと気や血を消耗してしまうと言われていますが、これは消化器系の臓腑である「脾」と「胃」が弱ってしまうことで気や血を十分に作れず足りなくなってしまうからです。妊活中の身体にとって気や血は必要不可欠。消化器系を弱らせないよう甘いものや冷たいもの、脂っこいものの食べ過ぎに注意し、下記の「内関」へのお灸でリラックスしましょう。

 

今月の灸点 「内関」ないかん

5月は、「内関」がおすすめ。場所は手首の内側、手のひらと手首の境界線から指3本分の所、太い腱と腱の溝にとります。

 

内関

 

この内関は気血の出入りする重要なツボです。さらに精神を安定させる効果があるため、不眠症や不安感、イライラなどにも効果があります。乗り物酔いにも効果があり、昔は「ここに梅干しの種を絆創膏ではっておきなさい」なんていうおばあちゃんの知恵もあったくらいです。

東洋医学では、四季折々に適した生活を送ることによって健康を保てると言われています。

5月は生活リズムを乱さないよう早寝早起きを心がけて過ごしてくださいね。

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