ミーガン妃の出産プランと妊婦さんの鍼灸治療

ミーガン妃の出産プランと妊婦さんの鍼灸治療

妊娠中の鍼灸治療

英国王室のハリー王子の奥様となったミーガンさん。

4月に第一子をご出産の予定だそうです。

VANITYFAIRという雑誌に、英国王室の伝統を破る出産プラン!という記事が出ていました。(英語での記事はこちらから→)

出産前後の妊婦さんをアシストする専門職のドゥーラを雇ったり、呼吸法を使って痛みを和らげる催眠出産を学んだりしているようですが、鍼灸にも通っているとのことです。

鍼灸治療では、妊娠初期の流産を予防する「安胎」治療、つわりやむくみの治療、腰痛の治療、逆子の治療、そして陣痛をつけて安産を促す治療などがあります。

記事にも

「メーガン妃は緊張を緩めてリラックスするために、定期的に鍼治療を受けています。鍼灸は子宮への血流を促進するのにも素晴らしい治療法です。メーガン妃は出産予定日まで鍼治療を受ける計画です。」とあります。

英国のメディアで鍼灸治療が取り上げられているなんて嬉しいですね!

メーガン妃、元気な赤ちゃんをご出産されますように。

 

当院でもマタニティライフを少しでも快適に過ごしていただけるよう、その時の体調・症状・お悩みに合わせて治療プランを組んでおります。いつでもご相談ください。→

 

移植後〜妊娠初期の鍼灸治療:流産を防ぐ「安胎鍼」

セラキュアの不妊治療

不妊治療中の患者様が妊娠されることは、ご本人やご家族はもちろん、私たち鍼灸師にとっても大変嬉しいニュースです。

でもそれは、新しいチャレンジ、ハラハラドキドキのスタートでもあります。

妊娠時に出るホルモン値は順調に増えている?

胎嚢が子宮内に確認できる? そのサイズは?

茶色いオリモノが出たけれど大丈夫?

ちょっと出血してしまった! 

そして、無事に心拍が確認できるかどうか…..

着床したのにうまく育たなかった時の心身のダメージは、まったく着床反応が出なかったときよりも大きいことが多いので、安定期に入るまでは不安と戦いながら慎重に過ごさなくてはなりません。

すでに着床をしている受精卵自体に問題がある場合はどうしようもありませんが、せめて母体側の心身を整え、受精卵がすくすくと育てる環境を維持しましょう、という治療が当院の「安胎鍼 あんたいしん」です。

フェイシャル治療用の極細鍼で、手足のツボを中心に使いながら、母体をリラックスさせて子宮への血流が安定するように治療をいたします。下腹部や骨盤周辺に直接の刺激はいたしません。

妊娠初期に出やすいつわり、便秘や頭痛、めまいや疲労感、むくみの治療を同時に行うことが可能です。

不安や心配による緊張を取り除き、心身ともにリラックスしていただくことで、柔らかく温かい子宮環境を維持できるようにいたします。

 

大勢の人の前でスピーチをするときなどに緊張で喉の粘膜が乾いてしまうことがありますが、不安やストレスで毛細血管が閉じてしまうと子宮内膜にも悪影響があり、せっかく着床した受精卵が上手く育たない可能性があると考えられます。

TLCという言葉をご存知ですか? Tender Loving Careの頭文字で、優しく愛情のこもったケアという意味です。習慣性流産の既往を持った方がTLCを意識した治療を受けることで流産予防になり、無事に出産できる確率が増えるという研究もあります。

 

原因不明の習慣性流産の既往がある女性で、妊娠中にしっかりとしたカウンセリングや心理的なサポートを受けた方は86%が出産することができたが、受けなかった女性で出産できたのは33%だったというデータはこちら(英語です)→

セラキュアの「安胎鍼」は、患者様へのTLCを特に意識した治療です。

体外受精の移植後、タイミングや人工授精の後、着床している可能性がある時期から、妊娠12週目くらいまでお受けいただくことができます。

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