妊活中のおやつ選び「バナナ」
不妊症克服!〜おやつ選び〜妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち…
ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをぱくぱく食べている方、ちょっとお待ち下さい!
よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わってくるのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。
妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…
「バナナ」 オススメ度 ★★★★☆
バナナは甘さがあって腹持ちも良いので、朝食代わりにしたり、小腹が空いたときに食べる方も多いのではないでしょうか。
今は持ち運んでもバナナがつぶれないよう、専用のケースも売っていますよね!
バナナの栄養成分(1本 約100g 86kcal)
・タンパク質
・炭水化物
・カリウム
・マグネシウム
・ビタミン
・ナイアシン
・葉酸
・食物繊維
・トリプトファン
・ポリフェノール類
このようにバナナはとっても栄養が豊富なんです。
糖質の多いバナナ 血糖値は大丈夫?
バナナは糖質が多いので、血糖値を心配する方も多いのではないでしょうか。
バナナに含まれる糖質はブドウ糖・果糖・ショ糖といろいろな種類を含んでおり、それぞれエネルギーに変わる早さが違います。
・ブドウ糖・果糖・・・・すぐエネルギーに変わるよう動く=血糖値の上昇が早い
・ショ糖・オリゴ糖・・・血糖値の上昇はやや早め
・食物繊維・でんぷん・・消化が遅く、血糖値の上昇は穏やか
血糖値の上昇指数を表す指標であるGI値(グリセミックインデックス)を見ると、バナナは55。
GI値は70以上を高GI値、55以下を低GI値としており、バナナはぎりぎり低GI食品に分類されます。
すぐにエネルギーに変換する即効性もありながら、腹持ちも良く、血糖値の上昇も穏やかな優秀食品といえます。
そして…卵巣の栄養になる成分も!
卵子にはミトコンドリアという細胞が多く存在しています。
ミトコンドリアは卵子を取り囲んでいる顆粒膜細胞を活性化させる信号を出し、顆粒膜細胞からのエストロゲンの分泌を促進するという重要な役割を担っています。
ここで注目したいのがバナナに含まれる「カリウム」という成分。
カリウムは主に、むくみの予防や血圧を正常に保つ働きがありますが、なんとミトコンドリアのエネルギー源にもなっているのです。
カリウムには、微量放射能である「カリウム40」が含まれています。
ミトコンドリアは酸素が豊富で体温が高い場所で盛んに活動し、さらにカリウム40がミトコンドリアを活性化させ、エネルギーを作り出しています。
サプリメントからでは微量放射能は摂れないので、新鮮な野菜や果物からカリウムを取り入れることが卵子の発育に有効です。
バナナ1本には約360mgのカリウムが含まれ、これはピーマンの約2倍、リンゴの約3倍あります。
カリウムにはニンジンやゴボウなどにも多く含まれていますが、加熱すると失われやすい成分のため、生で食べられるバナナはオススメです。
南国のフルーツ ひとつだけ注意点
バナナは主に赤道に近い南国で生産されています。
食べ物には身体を温めたり冷したりする性質があり、それぞれの地域で作られる食べ物には意味があります。
寒い地域で生産されるものは身体を温める性質があり、反対に暑い地域で生産されたものは身体を冷す性質があるのです。
つまり、南国で生産されているバナナは身体を冷す性質があるということ。
毎日何本も食べるなど極端な食べ方はしないようにし、1日1〜2本程度にしましょう。
まとめ
血糖値の上昇も穏やかで、適度に甘く腹持ちの良いバナナは、おやつに適していると言えます。食物繊維も含まれているので、便秘解消にも良いですね。
ミトコンドリアのエネルギー源になるというのも嬉しい驚きでした。
しかし食べ過ぎると妊活に大敵な冷えを招く心配があるので −1にしました。
よって、バナナは妊活おやつとして星4つです。★★★★☆
少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます!
食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。
妊活中のおやつ選び「チョコレート」
不妊症克服!〜おやつ選び〜妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち・
ストレスを溜めるのはよくないもーん!
よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わってくるのかを知ることで、賢くおやつを選んで、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。
妊活中の賢いおやつ選び、今回のテーマは。
「チョコレート」 オススメ度 ★★☆☆☆
チョコレートは、カカオ豆を発酵・
※ちなみにカカオ豆の搾りカスがココアです。
この甘い甘いチョコレートは1876年頃にスイスで開発されまし
その頃は現代のチョコレートとは違い、
「良薬は口に苦し」と言いますが、
さて、
一般的な板チョコレートの原材料
砂糖・カカオマス・全粉乳・ココアバター・レシチン・香料
栄養成分(50g/1枚)
・エネルギー 279kcal
・タンパク質 3.9g
・脂質 17.4g
・糖質 25.9g
・食物繊維 1.8g
・ナトリウム 30mg
・カカオポリフェノール 410mg
原材料では一番最初に「砂糖」が記載されています。つまり配合量
成分に含まれるタンパク質や食物繊維は微々たるもので、
妊活中にチョコレートをバクバク食べると??
・糖尿病や肥満・不妊のリスク上昇
糖分の多いチョコレートは、「血糖値」に大きく影響します。(
血糖値の急上昇・急降下を繰り返していると、インスリン抵抗性(
・冷えの原因にも
チョコレートには「カフェイン」が含まれているため、
・卵子の質低下?
カフェインによって睡眠の質が低下してしまうと、
・依存症になりやすい?
チョコレートは、幸せホルモンである「セロトニン」を分泌させ、
さらにチョコレートを食べて血糖値が上がりインスリンが分泌され
依存症となり無意識に食べ過ぎてしまうことで起こる血糖値の急上
しかし、昔は薬とされていたほどのチョコレート。
・老化予防の強い抗酸化作用
身体の細胞を老化させる「活性酸素」。
チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」には、
・ストレスを緩和
肉体的・精神的ストレスがかかった時、
・甘い香りでリラックス
チョコレートの香りには集中力や記憶力を高める効果があることが
・セロトニンを増やす
カカオに含まれるテオブロミンという成分には、
セロトニンが不足すると、心身が不安定になり鬱や排卵・
ポリフェノールの摂取目安は1日約1000~
しかし、摂取しても3~
板チョコ1枚に約400mgのポリフェノールが含まれますが、前述のように糖分がかなり多いので
最近では甘さをおさえカカオの配合量を多くしたチョコレートをよ
カカオの含有量が70%以上のもの(ブラックチョコレート)
カカオ70%チョコレートの原材料
カカオマス・砂糖・ココアバター・ココアパウダー・乳化剤・香料
栄養成分(4.8g/1枚) 一口サイズ
・エネルギー 27kcal
・タンパク質 0.4g
・脂質 2.0g
・糖質 1.8g
・食物繊維 0.53g
・ナトリウム 0.12mg
・カカオポリフェノール 108mg
ブラックチョコレートなら小さな一口サイズのものを1日10枚程度、3回に分けて食べると
まとめ
みなさんがイメージする甘いチョコレートはオススメできませんが、
しかし、甘さがひかえめなのでおやつとして物足りないこと、
よって最終判定は、妊活おやつとして星2つです。 ★★☆☆☆
少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、今後の妊活おやつ情報にもご期待ください!
食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。
砂糖不使用妊活スイーツ 〜その4 白きくらげのなつめ煮〜
不妊症克服!〜おやつ選び〜以前のブログで、東洋医学では精製された白砂糖は温かい地域の沖縄で採れるさとうきびが主な原料のため、身体を冷やす性質があるとお話ししました。(まだお読みになっていない方はこちらから→⭐︎体質改善にはまず調味料から〜その1 砂糖〜
砂糖のとり過ぎは血糖値の急上昇や乱高下を招き、ホルモンバランスや自律神経が乱れて精神的に不安定になったり疲れやすくなったりします。
また、甘い味は習慣化しやすく、特にストレスが多い妊活中は甘いものへの欲求が強くなり、制限されることでかえってストレスが増加することも。
食べる前にナッツ類や乳製品をとることで血糖値の急上昇を減らすことができますし、市販のお菓子でも砂糖不使用のものや控えめなものを選ぶなども効果的です。
白砂糖を使わない簡単レシピをご紹介します。小麦粉も使わないので、砂糖不使用、グルテンフリーなスイーツです。
白きくらげのなつめ煮
葉酸、ビタミンD、鉄、亜鉛、カルシウム、食物繊維など、妊娠〜出産の時期に摂りたい栄養素を多く含み、また東洋医学では気血を補い、抵抗力や精神安定効果があると言われるなつめ。中国や韓国では血を増やし整える成分が豊富なことから結婚や出産のお祝いになつめを贈る習慣があるそうです。
そして皮膚や粘膜を保護し、生殖器やホルモン、水の代謝に関与すると言われる白きくらげ。どちらも美と健康のために楊貴妃も食したと伝えられる、妊活女子にお勧めの食材です。戻して煮るだけの簡単レシピなので、作り置きしておくと良いですね。
[作り置きの分量]
※白きくらげは1袋購入したら熱めのぬるま湯に30分程度漬けて戻しておく。乾燥20gで160gくらい(8倍)になるので、硬い石づきの部分を除き、食べやすい大きさにちぎっておく。
・戻した白きくらげ 160g ・乾燥なつめ 30個程度
[作りかた]
① 戻した白きくらげとなつめを鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかけ、強火で沸騰したら弱火にして上にアルミホイルをかぶせ、白きくらげがトロッとするまで煮る(1時間程度)。途中、水が少なくなりそうなら足す。
なつめは煮ると甘味が強く感じられるので、淡白な味の白きくらげと一緒に食べてみて下さい。甘みが物足りない場合は、食べる時にはちみつやメープルシロップをかけても。お好みのフルーツを加えて彩りと味の変化を楽しむのも良いですね。スープに加えるなどまた違った食べ方もあります。
※甘いものとの上手な付き合いかた
スイーツを食べる時は、その後しっかりエネルギーを消費できる時間帯が良いですね。また、せっかく食べるのなら食べることに意識を向けて美味しく召し上がって下さい。何かをしながら無意識に、イライラしてつい食べ過ぎてしまうなんてもったいないです。きれいな器に盛り、ハーブティーなどを入れて優雅なティータイムを楽しむのはいかがでしょう。心が満足することで過食することがなくなります。簡単スイーツレシピも覚えておくと便利です。ぜひ作ってみて下さい。
砂糖不使用妊活スイーツ 〜その3 さつまいもハニーバターと簡単スイートポテト
不妊症克服!〜おやつ選び〜以前のブログで、東洋医学では精製された白砂糖は温かい地域の沖縄で採れるさとうきびが主な原料のため、身体を冷やす性質があるとお話ししました。(まだお読みになっていない方はこちらから→⭐︎体質改善にはまず調味料から〜その1 砂糖〜
砂糖のとり過ぎは血糖値の急上昇や乱高下を招き、ホルモンバランスや自律神経が乱れて精神的に不安定になったり疲れやすくなったりします。
また、甘い味は習慣化しやすく、特にストレスが多い妊活中は甘いものへの欲求が強くなり、制限されることでかえってストレスが増加することも。
食べる前にナッツ類や乳製品をとることで血糖値の急上昇を減らすことができますし、市販のお菓子でも砂糖不使用のものや控えめなものを選ぶなども効果的です。
白砂糖を使わない簡単レシピをご紹介。小麦粉も使わないので、砂糖不使用、グルテンフリーなスイーツです。
さつまいもハニーバター
電子レンジで10分のほったらかしレシピ!食物繊維とビタミンCが豊富なさつまいもは妊活中の強い味方です!
[2人分分量]
・さつまいも 1本(250〜300gくらい) ・バター 15〜20g ・ はちみつ 適量
[作りかた]
① さつまいもはよく洗ってペーパータオルで包み、上から水をかけて満遍なく濡れた状態になったらラップで包む。
② お皿にのせて200wの電子レンジで約10分加熱する。爪楊枝などを刺してすっと通れば蒸し上がり。硬いようなら30秒ずつ加熱して様子を見る。
③ 熱いうちに縦半分に切り、バターをのせ、はちみつをかける。
簡単スイートポテト
さつまいもハニーバターのアレンジ版!焼いて冷凍しておけば食べたい時にレンチン!
[8個分分量]
・さつまいも 1本(250〜300gくらい) ・バター 15〜20g ・ はちみつ 大さじ2 ・卵1個
・牛乳 大さじ1程度
[作りかた]
① さつまいもハニーバターの要領でさつまいもを電子レンジで加熱する。
② 熱いうちに縦半分に切り、スプーンで中身をくり抜き、ボウルに入れる。バターを加えてスプーンで潰す。(食感重視の方は、裏ごしするとよりなめらかに)
③ 卵を割り入れ、はちみつを加えてさらに混ぜる。(見た目重視の方は、混ぜる前の卵の黄身を少し取り分け、焼く前に表面に塗ると、写真のようによりスイートポテト感が)
④ 牛乳で硬さを調節し、スプーンでアルミカップにすくい入れ、形を整え、オーブントースターで焼き色がつく程度に焼く。(アルミカップがなければホイルでも可)
※冷凍したものをレンジ加熱する際はアルミを外してからにして下さいね。
※甘いものとの上手な付き合いかた
スイーツを食べる時は、その後しっかりエネルギーを消費できる時間帯が良いですね。また、せっかく食べるのなら食べることに意識を向けて美味しく召し上がって下さい。何かをしながら無意識に、イライラしてつい食べ過ぎてしまうなんてもったいないです。きれいな器に盛り、ハーブティーなどを入れて優雅なティータイムを楽しむのはいかがでしょう。心が満足することで過食することがなくなります。簡単スイーツレシピも覚えておくと便利です。ぜひ作ってみて下さい。
砂糖不使用妊活スイーツ 〜その2 ふるふるミルクゼリー〜
不妊症克服!〜おやつ選び〜以前のブログで、東洋医学では精製された白砂糖は温かい地域の沖縄で採れるさとうきびが主な原料のため、身体を冷やす性質があるとお話ししました。(まだお読みになっていない方はこちらから→⭐︎体質改善にはまず調味料から〜その1 砂糖〜
砂糖のとり過ぎは血糖値の急上昇や乱高下を招き、ホルモンバランスや自律神経が乱れて精神的に不安定になったり疲れやすくなったりします。
また、甘い味は習慣化しやすく、特にストレスが多い妊活中は甘いものへの欲求が強くなり、制限されることでかえってストレスが増加することも。
食べる前にナッツ類や乳製品をとることで血糖値の急上昇を抑えることができます。市販のお菓子を購入する時は砂糖不使用のものや控えめなものを選ぶことも効果的です。
白砂糖を使わない簡単レシピをご紹介。小麦粉も使わないので、砂糖不使用、グルテンフリーなスイーツです。
ふるふるミルクゼリー
固まるぎりぎりのふるふる食感がたまらない!メープルシロップをかけるとコーヒー牛乳のような味に。
[4個分]
・牛乳 400ml ・水 大さじ2 ・ ゼラチン 5g(1包) ・ メープルシロップ 適量
[作りかた]
① 分量の水にゼラチンを振り入れ、ふやかす。
② 耐熱ボウルに牛乳を入れ、電子レンジで2分程度加熱する。①のゼラチンを加え、よくかき混ぜながら溶かす。溶けにくい場合は、10秒程度電子レンジ加熱する。※沸騰させてしまうとゼラチンが固まらないので注意!
③ 器に流し入れ、粗熱が冷めたら冷蔵庫で冷やす。
④ 固まったらメープルシロップをかける。
※甘いものとの上手な付き合いかた
スイーツを食べる時は、その後しっかりエネルギーを消費できる時間帯が良いですね。また、せっかく食べるのなら食べることに意識を向けて美味しく召し上がって下さい。何かをしながら無意識にとかイライラしてつい食べ過ぎてしまうなんてもったいないです。きれいな器に盛り、ハーブティーなどを入れて優雅なティータイムを楽しむのはいかがでしょう。心が満足することで過食することがなくなります。簡単スイーツレシピも覚えておくと便利です。ぜひ作ってみて下さい。
砂糖不使用妊活スイーツ 〜その1甘酒レアチーズケーキ〜
不妊症克服!〜おやつ選び〜以前のブログで、東洋医学では精製された白砂糖は温かい地域の沖縄で採れるさとうきびが主な原料のため、身体を冷やす性質があるとお話ししました。(まだお読みになっていない方はこちらから→⭐︎体質改善にはまず調味料から〜その1 砂糖〜)
砂糖のとり過ぎは血糖値の急上昇や乱高下を招き、ホルモンバランスや自律心経が乱れて精神的に不安定になったり疲れやすくなったりします。
また、甘い味は習慣化しやすく、特にストレスが多い妊活中は甘いものへの欲求が強くなり、制限されることでかえってストレスが増加することに。
食べる前にナッツ類や乳製品をとることで血糖値の急上昇を減らすことができますし、市販のお菓子でも砂糖不使用のものや控えめなものを選ぶなども効果的です。
白砂糖を使わない簡単レシピをご紹介。小麦粉も使わないので、砂糖不使用、グルテンフリーなスイーツです。
甘酒レアチーズケーキ
混ぜるだけ!「飲む点滴」と言われる甘酒のほのかな甘味とチーズがベストマッチ! 3分でできる免疫力もアップする体に嬉しいスイーツです。
[1人分分量]
・クリームチーズ(ポーションタイプ)2個 ・甘酒 大さじ1 ・ レモン果汁 2滴
[作りかた]
① チーズに甘酒とレモン果汁を加え、スプーンでなめらかになるまで混ぜる。
※甘いものとの上手な付き合いかた
スイーツを食べる時は、その後しっかりエネルギーを消費できる時間帯が良いですね。また、せっかく食べるのなら食べることに意識を向けて美味しく召し上がって下さい。何かをしながら無意識に、イライラしてつい食べ過ぎてしまうなんてもったいないです。きれいな器に盛り、ハーブティーなどを入れて優雅なティータイムを楽しむのはいかがでしょう。心が満足することで過食することがなくなります。簡単スイーツレシピも覚えておくと便利です。ぜひ作ってみて下さい。
妊活中のおやつ選び「ヨーグルト」
不妊症克服!〜おやつ選び〜妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレス がたまりがち…ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをパクパク食べている方、ちょっとお待ち下さい! よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わっているのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。
妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…
「ヨーグルト」 オススメ度 ★★☆☆☆
美容やダイエット、お通じの調子に効果が期待されているヨーグルト。毎日召し上がっている方が非常に多い身近な食品です。
食事以外でも小腹が空いた時に手軽に食べやすいヨーグルトは、妊活中のおやつとしてどうなのでしょうか?
ヨーグルトの栄養素
身体に必要な栄養素の基本である三大栄養素は、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」です。プレーンタイプのヨーグルト100gあたりには、タンパク質3.6g/脂質3.0g/炭水化物4.9gが含まれており、バランスがとれた食品です。
GI値も25と低く、血糖値の急上昇を心配しなくていいことも嬉しい点。
しかし、あくまで低GI値なのはプレーンヨーグルトの場合なので、お砂糖が入っている物は選ばないようにしてくださいね。
やっぱり乳酸菌!
ヨーグルトと聞いて思い浮かぶのは乳酸菌ではないでしょうか。乳酸菌は様々な発酵食品に含まれており、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる作用があります。
腸内環境が整うということは、便通の改善はもちろん、免疫力もアップさせてくれます。
身体の免疫のほとんどが腸内で作られています。腸内環境が整う=免疫バランスが整うので、花粉症などのアレルギーを緩和させたり、乳酸菌の摂取によりインフルエンザの罹患率も下がったというデータがあるほど、腸は免疫と深い関係があるのです。
さらには免疫バランスが整うと、子宮環境も整い着床しやすい環境を作ってくれます。(詳しくは過去のブログ→不妊と花粉症)
意外にも女性ホルモンが含まれている?
これは乳製品全般に言えることですが、乳製品の原料である乳汁は妊娠中の牛からも搾乳しています。栄養素以外に微量ではありますが女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンなどが含まれてしまっているのです。
ヨーロッパ人を対象にした研究では、高脂肪の乳製品を日常的に摂取しているグループでは、乳がんの再発や死亡リスクが増加するという結果があります。
過度に乳製品を摂りすぎると、男性では精液所見が悪くなることや、女性では月経不順や排卵の抑制などが生じてしまうこともわかっています。「薬も過ぎれば毒になる」ですね。
お通じが良くなる…気がする??
日本人の腸はもともと乳製品に含まれる乳糖を分解する働きが弱いため、ヨーグルトを摂りすぎることで消化不良を起こし、お腹を下してしまいます。日本人の約8割がこの乳糖不耐症だと言われています。「ヨーグルトを食べるとお通じが良くなる」というのは、意外にも「乳糖不耐症によってお腹が緩くなったから」という可能性があります。
また消化不良が続くと、「脾」の機能を弱らせてしまいます。東洋医学で脾は、身体の血やエネルギーを作り出す重要な役目があり、妊活中にはとても必要不可欠な働きをしているため、気をつけなければいけません。(脾について詳しくはこちらもご覧ください)
添加物の摂取に注意
プレーン以外のお砂糖入りのヨーグルトをよく召し上がっている方は、裏面の原材料をよく見てみてください。「乳化剤」や人工甘味料である「スクラロース」「アスパルテーム」「アセスルファムK」など記載があるものが多く見られます。これらは腸内細菌を減らし、慢性的な炎症を引き起こしたり、栄養素の吸収を妨げたりすることがわかっています。
乳酸菌を摂って腸内環境を整えよう!と思っても、これではガッカリです。なるべくシンプルな材料で作られているものを選ぶようにしてみてくださいね。
おすすめの食べ方
まずは空腹時にはさけます。胃酸の影響で菌が死んでしまうので、何か食べた後にヨーグルトを食べるのがオススメです。また、相性のいいフルーツは水溶性の食物繊維が豊富な「キウイ」。ヨーグルトの腸内環境を整える力をさらにアップさせてくれます。
まとめ
血糖値が急上昇しにくい低GIの食品のため、おやつにはちょうどいいですね。食べるならプレーンタイプであれば問題ありません。便利な小分けタイプになっているヨーグルトは必ず原材料を確認し添加物に気をつけましょう。
腸内環境を整える乳酸菌はとても魅力的です。しかし要冷蔵の冷たい食品ですので身体を冷やしてしまうことと、ホルモンの影響を考えると毎日積極的に食べるのはあまりおすすめできません。
また、空腹時は胃酸の影響を受けやすいので、おやつとしてではなく食事の後のデザートとして召し上がってみてください。
よって、星は2つにしました。★★☆☆☆
少しでも快適な妊活ライフを送っていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます。ご期待ください!
鍼灸師の常備おやつ「ナツメ」
不妊症克服!〜おやつ選び〜先日、当院が提携している漢方薬局から小包が届きました。
開けてみると、大きな袋にたっぷりと入った「ナツメ」。
漢方薬に使用される乾燥ナツメをサンプルとして送って下さったようです。
ぷっくりとした深紅の果肉をカプッとそのままかじってみると、ふんわりとした軽い食感で、口の中に甘さが広がります。とても大きいので、一つでも大満足。
今ではすっかり常備オヤツとなり、院長以下数名のスタッフが定期的にナツメをお取り寄せするようになりました。
東洋医学でナツメは、身体の気=エネルギーと血を増やす効能があり、多くの漢方薬の材料として利用されています。私たちがオヤツにしているナツメも、本来は漢方薬用のものを譲っていただいています。
栄養学的にも、ナツメには鉄分、葉酸、亜鉛、カリウム、パントテン酸、ナイアシン、食物繊維など、妊活中、妊娠中の女性に大切な成分が豊富に含まれています。
ナツメの効能は….
血を増やして身体を温める
むくみを取る
心を落ち着かせる
睡眠の質が上がる
便通が良くなる
など多岐に渡り、まさに奇跡のフルーツです!
中国では、ナツメを一日に3つ食べると老化しない、と言われているのもうなづけます。
サンプルをお福分けした患者様にも喜んでいただき、鍼灸師がおやつとしてストックしているナツメの在庫をお分けすることも多くなりました。(漢方薬局から仕入れている価格のままでお分けしています!)
当院では不妊治療中の患者様に「お砂糖の摂取を避けてくださいね」とお伝えしているので、甘党の方には、気兼ねなく楽しめるオヤツとして特に喜んでいただいています。
ご興味がある方は、サンプルをご試食いただけますのでぜひお声掛け下さいね。
食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。
妊活中のおやつ選び「みかん」
不妊症克服!〜おやつ選び〜妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち…ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをパクパク食べている方、ちょっとお待ち下さい! よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わっているのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。
妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…
「みかん」 オススメ度 ★★★★★
「冬の果物」といえば「みかん」。スーパーや八百屋でズラッと並んだ旬のみかんは、妊活おやつとしてはどうなのでしょうか?
みかんといえばビタミンC
ビタミンCには、活性酸素に対抗する抗酸化作用があります。卵子
1日のビタミンC摂取量の目安は約100mgと言われています。
みかん1個には約35mgのビタミンCが含まれているため、1日
ビタミンCはとてもデリケートな栄養素で、洗ったり熱を加えたり
ビタミンAは子宮内膜の材料
みかんにはビタミンAが含まれています。
よくビタミンAの過剰摂取は胎児の奇形や流産のリスクを高めると
動物性食品やサプリメントから大量に過剰摂取すると、余分なビタミンAが体内に蓄積さ
血を作るのに必要な葉酸も含まれています
よく妊娠中に必要な栄養素として「葉酸」を耳にしたことがあるのではないでしょうか? 葉酸は胎児の先天性の奇形を予防するために、妊娠初期に積極的に摂ることが推奨されている栄養素です。
また、葉酸は血液を作るには欠かせない栄養素です。妊娠してから摂るのではなく、不足しないように妊活中から意識して摂るようにしましょう。
葉酸は字のとおり、葉物の野菜に多く含まれています。含有量はそれほど多くはありませんが、おやつのみかんから手軽に摂れるのは嬉しいですね。
東洋医学的には?
みかんの性質は「温」となるので、
さらに酸・甘の性質があり「酸」は「肝」を「甘」は「脾」
まとめ
おやつに持ち運びやすいみかん。GI値は33と低GI食品のため空腹時に食べても安心なのが嬉しいですね。
妊活中には嬉しい栄養素ばかり含まれており、極端に食べすぎなければ果糖を摂りすぎる心配もなく、マイナス要素はほとんどありません。栄養面でも、風邪をひきやすいこの時期に積極的に摂りたいビタミンが豊富なためオススメのおやつです。
身体を温める性質もあることから「冬にはみかん」と言われるのは納得です。やはり旬の食べ物を摂取する事は大切なのですね。
よって、星は5つにしました。★★★★★
ちなみにみかんと似ているオレンジは身体を冷やす性質がありますのでご注意下さい。
少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます。ご期待下さい!
食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。
妊活中のおやつ選び「あんこ」
不妊症克服!〜おやつ選び〜妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち…ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをパクパク食べている方、ちょっとお待ち下さい! よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わっているのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。
妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…
「あんこ」 オススメ度 ★★☆☆☆
ダイエット中にどうしてもスイーツを食べたくなってしまったら、洋菓子はバターやクリームなどの脂質が多くカロリーも高いため、和菓子が良いといわれています。
しかし妊活中ではどうなのでしょうか?
そこで今回は、和菓子でよく使われる「あんこ」にスポットを当てて調べてみました。
あんこは良質なタンパク質でできています
まずはあんこの原料である小豆。小豆100g中約20gのタンパク質が含まれています。
一見少なく感じますが、タンパク質の基礎となるアミノ酸のバランスがとれた良質なタンパク質でできており、とても栄養価の高い食材です。
人間の身体はタンパク質で構成されています。皮膚や筋肉・髪の毛もそうですし、妊娠に必要不可欠な血液やホルモンの生成にもタンパク質は関わっているため、妊活にはとっても必要な栄養素なんです。
赤ワインよりポリフェノールが豊富!
抗酸化作用があり老化を防いでくれるポリフェノール。豆類の中でも小豆には特に多く含まれています。
とくに輸入の小豆よりも北海道産の小豆の方がポリフェノール含有量が多いことがわかっており、なんと赤ワインの1.5〜2倍ものポリフェノールが含まれているんですよ。
食物繊維がたっぷり!
小豆には腸内環境を改善してくれる食物繊維がたっぷり。食物繊維は血糖値の急上昇を抑えてくれる効果もあり、妊活中にはバランスの良い食事と共に摂りたい栄養です。
この小さい小豆にはなんとゴボウの約3倍、さつまいもの約8倍の食物繊維が含まれているんです。
気になる血糖値…GI値は?
妊活中、おやつとして食べる際に気になるのが血糖値。小豆の場合GI値は45と低く、低GI食品となります。
しかし「あんこ」となると数値が跳ね上がります。
あんこの原材料を見ると「砂糖・小豆・食塩」となっており砂糖の量が一番多いことがわかります。作り方もたっぷりの水で小豆の皮が柔らかくなるまで煮て、小豆と同量の砂糖を入れて練り混ぜる…というのが基本です。
つまり小豆では低GIですが、砂糖が大量に加わったあんこの場合GI値が80という高GI食品となってしまうのです。
よくある和菓子の既製品でいうとどら焼きが95、大福が88。
和菓子と思って油断していると、おやつにひとつ食べただけでも急激な血糖値の上昇につながってしまうため、注意が必要です。
まとめ
原材料の小豆には紹介したタンパク質・食物繊維・ポリフェノールの他にもビタミンやカリウムなども含まれ、妊活にとても良い栄養素でできています。あんこのカロリーも100g 231kcalと洋菓子に比べると高くはありません。
しかしあんこにしてしまうことで砂糖が多く入ってしまい、血糖値の急上昇を招くことから妊活中に積極的に食べるおやつとしてはオススメできません。
よって、星は2つにしました。★★☆☆☆
しかしどうしても食べたい時は、市販で売っているものではなくご自身で手作りするのは良いのではないでしょうか?
あんこを作る際は白砂糖を避けて、てんさい糖やはちみつ・米飴などを使って甘さを調節して作ってみてください。また茹でただけの小豆も煮たカボチャやサツマイモと一緒に食べれば程よい甘さもあり栄養価もアップします。
少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます。ご期待下さい!
食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。