妊活中もOK。米麹の甘酒

妊活中もOK。米麹の甘酒

不妊症克服!〜食養生〜

 

当院では妊活中のアルコールと糖分の摂取を控えるようにお願いすることが多いのですが、そうするととっても悲しい顔をされる方がいらっしゃいます 😥 

そんな方に、少量の甘酒なら良いですよ〜とオススメすることがあります。

甘酒といえば日本古来の飲み物ですが、実は栄養が豊富で、最近ではその健康効果に注目が集まっています。

甘酒

甘酒には栄養&酵素がたっぷり!

今でこそ冬に飲むイメージが強い甘酒ですが、江戸時代には夏の風物詩として親しまれていました。体力回復に効果がある「夏の栄養ドリンク」として欠かせなかったのです。

含まれる栄養成分は、ぶどう糖、必須アミノ酸、食物繊維、オリゴ糖、ビタミンB1、ビタミンB2、B6などなど、栄養剤の点滴とほぼ同じ内容。そのため「飲む点滴」とも呼ばれています。

ビタミンB群には疲労回復効果があり、麹に含まれる食物繊維やオリゴ糖は腸内環境を整えるため免疫力アップにも繋がります。またブドウ糖は、すばやく体のエネルギーへと変換されます。

麹は、酵素の宝庫と言われ、その種類は100種類以上とも言われています。その中には脂肪を分解する酵素も含まれているため、脂肪吸収を抑制する効果も期待できます。


 
米麹からできた甘酒を選びましょう

甘酒には「酒粕」からつくられたものと、「米麹」から作られたものがあります。

【酒粕の甘酒】
日本酒を精製する時に、麹を発酵熟成するとできる「酒粕」。その酒粕に砂糖を加えたものが、酒粕の甘酒です。その為アルコール分を含み、砂糖がたっぷり入っているものが多いようです。市販品の中には、アルコール分が1%以下のものだと清涼飲料として販売されている場合がありますので注意してください。
 
【米麹からつくられた甘酒】
麹菌によって米のでんぷんを糖化させ、たんぱく質をアミノ酸に分解したもの。
砂糖は使っていないので、でんぷんの自然な甘さを楽しめます。


妊活中のみなさまにはアルコール分が含まれず、砂糖を使用しない「米麹」から作られた甘酒がおすすめです。


また、米麹の甘酒はご自宅で簡単に作ることができます。
 
 甘酒の作り方
 材料:白米、またはもち米1合 麹100g
 作り方(1)炊飯器でお粥をつくる
    (2)60度くらいに冷ます
    (3)麹をいれてしっかりかきまわす
    (4)炊飯器の蓋は少しあけた状態でぬれ布巾をかぶせ、
       保温モードで8時間ほど発酵させる。
    (5)完成!
       そのまま飲んだり、水で薄めて好みの甘さに調整してください。




体を温め、気血水を補う甘酒は妊活にも二重マル

東洋医学的に甘酒は、体を温める「温」のものに分類され、「脾」「胃」を強くします。「脾」が強いということは、食事から得られるエネルギーをうまく吸収することができるので、妊活中の体には有効です。さらに、エネルギーである「気」を補い、体を潤す「水」を増やし、「血」の流れを促進してくれるので、疲れやすい、血行が悪い、お肌の乾燥などの症状が出ている方にもオススメです。

体を温め、発酵食品なので腸内環境を改善する効果もある甘酒。「お砂糖を控えているけど、甘いものが欲しい」。そんなときにも安心して取り入れていただける飲み物です。それでも糖分濃度は高めですので、くれぐれも飲み過ぎには注意してくださいね。


食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。

待合室から☆MerryChristmas☆

待合室の季節のお花

大好評だったハロウィーンのデコレーションを名残惜しみながら片付け、待合室は一気に冬化粧。

一足早く、クリスマスがやってきました!

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華道家、島田光和さんの作品です。

コンセプトは「大人メルヘンなクリスマス」

雪景色の中でトナカイやスノーマンが顔を出しています。

どうやらプレゼントを持ってきてくれたみたいですね! 

足元のクマさんが Merry Christmas! と笑っています。

 

こんなポインセチアや

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こんなポインセチアや

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こんな羊さん

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そしてダンディなスノーマン

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さらによーくのぞいてみると、奥の方にはサプライズのプレゼントが隠されているんです。

皆さまにも、素敵なクリスマスプレゼントが来ますように。。。。。

 

お酒と不妊症

不妊症克服!〜日常生活〜

 

『妊活中だけど、お酒を飲みたい!』

そんなお酒好きの方、たくさんいらっしゃいますね。

ただでさえストレスがたまる不妊治療。お酒を飲んでパ〜ッと憂さを晴らしたい!

……そんなお気持ちよく分かります。

 

忘年会やクリスマス、アルコールの誘惑も増える季節になりました。

今回は妊活中の飲酒の是非に注目してみたいと思います。

 

お酒を飲みたいけど、妊活中に飲んで大丈夫なのかしら?

そんな疑問を持ちながらお酒を飲まれていることありませんか。

お酒を飲むと、体の中ではどんなことがおこるのでしょうか。

 

アルコールは体内に入ると肝臓で分解、解毒されますが、その際に活性酸素を発生させます。

活性酸素は、大量に摂取すると身体を酸化=錆びさせる働きがあり、細胞の老化を早めてしまいます。

適量であれば大きな害はありませんが、大量に摂取することにより体内の活性酸素が増え、当然ながら妊活には良い影響を与えません。

 

では、「適量」とはどのくらいのことを言うのでしょう?

 

厚生労働省では、日本人の「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20g程度であるとしています。

約20gの目安は、下記の通りです。

●ビール(アルコール度数5%)…中瓶1本500ml

●清酒(アルコール度数15%)…1合180ml

●ウイスキー・ブランデー(アルコール度数43%)…ダブル60ml

●焼酎(アルコール度数35%)…1合180ml

●ワイン(アルコール度数12%)…1杯120ml

 

ただし、これは一般的な数値。妊活中の人向けではありません。

 

アメリカのASRM(アメリカ生殖学会)のデータによると

1日2杯以上のアルコール摂取で、不妊の割合が60%増加とあります。

ただし、人種によりアルコールの分解能力に差があるので、

この数値をそのまま日本人に当てはめるのは、ちょっと危険かもしれません。

 

飲酒量が多ければ多いほど不妊のリスクは高まりますので、やはり妊活中はできるだけ断酒/禁酒するのが正解です。

 

しかし、どうしてもそれは辛い!という方に朗報があります。

 

赤ワインに多く含まているポリフェノールは、その抗酸化作用によって卵巣に良い影響を与えるという報告があります。卵巣ガンを抑制する効果があるというデータも有名です。

当院でも以前、毎日グラス半分〜1杯くらいの赤ワインを飲んでいらっしゃった方が45歳と47歳で自然妊娠されたことがありました。

どうしてもお酒が飲みたくなったら、ぜひ少量の赤ワインをチョイスしてみてください。

もちろん着床・妊娠の可能性が少しでもある時期は胎児にも母体にも様々なリスクが生じるので、少量でもNGです。

妊活中は飲酒を控えるというのが大前提ですので、アルコールに弱い方が無理して赤ワインを摂取することも避けてくださいね。

 

食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。

 

 

 

パートナーにも知ってほしい 〜喫煙と不妊症〜

不妊症克服!〜日常生活〜

不妊症の13%は喫煙が原因と言われており、妊活中に禁煙することはとっても、とっても重要です。

しかし身体に良くないとわかっていてもなかなか禁煙できない方や、パートナーが禁煙してくれず悩んでいる方が多いのが現状です。

また、妊娠は女性のものとの考えからか、妊活中は男性側の喫煙は関係ないと思っている方や、妊娠したら禁煙すればいいと思っている方も少なくありません。

タバコを吸うことで、肺に悪影響を及ぼすというのはイメージしやすいですが、意外にもタバコの有害物質は生殖細胞では血液中より濃度が高く、なんと精巣や卵巣の生殖器官に多量に集まりやすくなるのです。

タバコには4000種類以上もの化学物質が含まれ、その中の69種類が発がん性物質。

一般的な紙巻きタバコの有害性を100とすると、葉巻で67、電子タバコで4となり、紙巻きタバコの有害性は非常に高いものなのです。

タバコ

 

卵子にも精子にも悪影響を及ぼすタバコ

タバコの有害物質が体内に入ると活性酸素が発生し、その強い酸化作用によって身体の細胞を老化させてしまいます。

中でもタバコに含まれるシアン化水素という物質は、細胞内にあるミトコンドリアの働きを抑えてしまうことがわかっています。

ミトコンドリアは、卵子を取り囲む細胞を活性化させる信号を出し、エストロゲンの分泌を促すという重要な役割があります。エストロゲンは卵子の成長はもちろん、活性酸素に対抗する酵素である「抗酸化酵素」を増やす働きもあるため、喫煙は卵子の成長に悪影響を及ぼし、老化を促進させてしまいます。

さらに喫煙により卵子のフラグメントが増加し、受精にも時間がかかるため、胚盤胞まで到達する確率が低くなることもわかっています。

(フラグメントとは細胞分裂の際に生じる細胞の切れ端のようなもので、フラグメントが少ないほど卵子の質が良いとされているものです。フラグメントが多いと細胞分裂の妨げとなり育ちにくくなるほか、フラグメントの多い卵子ではミトコンドリアが減少しているとの報告もあります。)

 

男性の場合、喫煙することで精子を溜めておく精嚢の容積が小さくなり、精液の量が減ってしまうことがわかっています。これは喫煙本数に比例するため、タバコを多く吸う人ほど影響があります。

また、非喫煙者と比べて精子濃度が13~15%低下、運動率が10~17%低下、奇形率が15%増加します。

他にも活性酸素の酸化ストレスにより、精子のDNAがダメージを受けることで受精卵にも影響を及ぼし、胎児の奇形率や癌、遺伝病のリスクを増大させてしまうこともわかっています。

精液検査では精子の数や運動率、形などは調べられても、DNAダメージまでは確認できないもの。精子に問題が見られなくてもなかなか妊娠しない場合、喫煙による影響もゼロではないかもしれません。

その他にも、喫煙は受精卵の質の低下、着床率の低下、妊娠継続率の低下、染色体異常の増加、流産率の増加にも関係します。これらは女性だけの問題ではありません。女性の質の良い卵子・男性の質の良い精子があってこそ妊娠が成り立つのです。

 

パートナーと一緒にじっくりと環境作りを

ちなみに、現在の精子や卵子は身体の中でいつ作られているかご存じでしょうか?

精子は約80日、卵子は約180日かけて作られ排出されます。

つまり男性なら2~3ヶ月前、女性は6ヶ月ほど前から。

現在までの生活スタイルはどうでしたか? 精子や卵子は喫煙・食事・睡眠・ストレス…さまざまな影響を受けながら育ちます。妊娠を目指すなら3ヶ月先・6ヶ月先の身体の事を考えて、今から禁煙して準備しておくことをオススメします。

 

最後にひとつ。

「タバコを吸うより禁煙のストレスの方が身体に悪い」という理屈も聞きますが、喫煙によって解消されるのはニコチンが切れた時のイライラだけで、身体はタバコの有害物質にさらされてストレスを受け続けます。妊活中の身体とってマイナスなことしかありません。

身体に入った有害物質を取り除く方法はありませんが、禁煙のストレスを解消する方法はいろいろあるはずです。

妊娠しにくい方にとって、タバコは致命傷になりかねません。

東洋医学では、タバコが止められない理由を個別に探し出して、鍼灸で治療をすることが可能です。妊活中にご夫婦のどちらかが禁煙ができずに悩まれているようでしたら、ぜひご相談くださいませ。

 

 

 

 

妊活中のおやつ選び「おせんべい」

不妊症克服!〜おやつ選び〜

妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち…ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをパクパク食べている方、ちょっとお待ち下さい!よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わっているのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。

 

妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…

「おせんべい」 オススメ度 ★☆☆☆☆

 

「洋菓子は身体に良くないから、おやつはおせんべいに変えました」という患者様が何名かいらっしゃいました。

お砂糖たっぷりでもなく、カロリーも低そうで、乳製品も使っていない…妊活おやつには良さそうな「おせんべい」ですが、実際はどうなのでしょうか?

 

 

原材料は「お米」です

おせんべいの原材料をご存じでしょうか。

おせんべいはお米から作られています。

つまり…「糖質」でできているということ。

今までのブログで、何度か血糖値と不妊症の関連性についてお伝えしていますね。血糖値上昇の目安であるGI値(グリセミックインデックス)はおせんべいの種類にもよりますが80~89。

意外にもショートケーキと並ぶほどの高GI値の食品であり、注意が必要です。

また、カロリーは1枚約60~70kalほど。

4枚くらい食べると、ごはん茶碗1杯分のお米を食べるのと同じになり、食べ過ぎは糖質・カロリー共に摂りすぎることになってしまうので注意が必要です。

 

添加物が含まれている

大型スーパーのおせんべいコーナーへリサーチに行ってきました。

50種類くらいあるでしょうか。ずらっと並んだおせんべい。パッケージを裏返して原材料を見てみると…食品添加物が含まれたものがほとんどで驚いてしまいました。

 

せんべい原材料1

 

 

 

 

人工的にうま味や甘みをつけたり、乳化剤や色をよく見せるための色素も添加されています。

醤油味のおせんべいには、発がん性が疑われている「カラメル色素」が使われているものがほとんどでした。

おせんべい原材料2

 

 

 

 

 

食品添加物を摂取すると、肝臓が解毒しようと働く際に、老化の原因となる「活性酸素」を発生させます。

妊活中には大敵の活性酸素。なるべく添加物が入っていないものを選ぶようにしてくださいね。

ちなみに、比較的シンプルな原材料のおせんべいは2~3種類ほどしか見つけられませんでした。(「調味料(アミノ酸等)」も化学調味料のことですが)

おせんべい原材料3

 

 

 

 

東洋医学では、黒い食べ物は生殖に関係する「腎」を補うとされています。

もしどうしても食べるなら、黒ゴマが入ったものや黒豆が入ったおせんべいを選ぶといいかもしれません。

 

おせんべいの東洋医学的な性質は?

原料となるお米は、私たちがよく食卓で食べている「うるち米」とおもちに使われる「もち米」が主に使われています。東洋医学的には、うるち米は「平」もち米は「温」となるので食べすぎで身体を冷やしてしまうということはありません。

 

まとめ

コンビニやスーパーなどで身近に買えるものには添加物が使用されているものがほとんどですが、オーガニックフード専門のお店などで探すと、「うるち米・塩」などシンプルな材料で作ったおせんべいも手に入ります。

それでも、高GI値で血糖値が上がりやすいことには変わりなく、少ない枚数しか食べられないのでおやつとして満足感が少ないのが難点。

食事の場合は先に野菜を食べてからお米を食べるなどの工夫で血糖値の上昇を緩やかにすることができますが、おやつの場合はいきなりおせんべいを食べることになってしまいます。

よって、星は1つにしました。★☆☆☆☆

多くの方にとって、意外な(残念な?)結果となりました。

少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます。ご期待下さい!

 

食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。

秋の養生

妊活~東洋医学の視点から

お彼岸が過ぎ、しのぎやすい季節となりました。

東洋医学では、四季おりおりにライフスタイルを変えていくことが、健康を保つために大切な要素となっています。

春には春の、夏には夏の養生法があります。

 

では、秋になったらどんなことに気をつけたら良いのでしょうか?

 

秋になると暑さがやわらいで、空気の湿度が下がり、過ごしやすくなってくる時期です。

反面、乾燥が気になる時期となります。

東洋医学では、乾燥によって弱くなりやすい臓腑は「肺」。

東洋医学での「肺」は、体表に気を巡らし、外からの「邪気」から身体を守るもの。免疫システムに深く関わりがあります。

また、水分を体内に散布させる役割があり、水分代謝にも重要な機能も持っています。

もちろん「呼吸器系」「皮膚の状態」とも深く関係しています。

「肺」の機能が弱ることによって免疫が落ち、風邪をひきやすくなったり、水分代謝がうまくいかずに乾燥肌を引き起こしたりします。

アトピー性皮膚炎なども肺の機能の弱さが原因となっている可能性があります。

また、呼吸器系器官の不調から、気管支炎やぜんそくなどを引き起こしやすくします。

 

「肺」の機能を元気に働かせるには、以下のことに気をつけてお過ごし下さい。

 

①色の白い物や辛味の物を食べる

大根や梨、白ごま、豆腐など色の白い物は、肺を強める力を持っています。

また、しょうが、ネギ、ニラ、みょうがなど辛味のある食材は、肺を強めると同時に身体を温めます。

秋には、お食事のときに白い物や辛味のある物など積極的に召し上がってみて下さい。

 

②乾燥に気をつけて身体を温かくして過ごす

室内にいるときには加湿器などを活用して湿度を保ち、

また、室外にいる時にはマスクをして喉を乾燥から防いで下さい。

夏の名残で薄着で過ごしてしまうことの多い時期ですが、

首まわりや足首などは冷やさないように過ごして下さい。

 

③悲観的にならないようにする

『肺」は「悲しみ」に弱い臓器です。

これからどんどんと日が短くなっていく時期になり、気持ちも落ち込みやすくなります。

そうすると「肺」が弱まり、風邪をひきやすくなるなどの症状が出ます。

悲しみや抑うつ感を感じたら、お散歩をするなど、早期の気分転換がオススメです。

 

④お灸をする

お灸は温めながら血流を良くしたり、鎮静・鎮痛効果があったりと様々な効果がありますが、秋から冬にかけては身体を温めるのに最適です。

冷えをとるのにオススメのツボは、「三陰交」。

場所は、うちくるぶしの頂点から指4本上の骨の際のところ。

寝る前などにお灸をすえて眠るとリラックス効果も倍増です。

 

夏の疲れが出やすい秋の時期は、乾燥から身を守りよく身体を温めてお過ごし下さい。

治療の時には季節折々の過ごし方にもいろいろとアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

 

東京都品川区在住 F様(37歳)。IVFから一転、思いがけない自然妊娠に歓喜!

患者様のお声 〜妊娠報告〜

皆様こんにちは。

当院に通院して妊娠された患者様のお声をお届けいたします。

F様、37歳。結婚から数ヶ月して病院で検査をされましたところ、AMH値が低いことが判明。しかしすぐには体外受精に進まず、まずはタイミング療法から始まり人工授精にトライされました。ですが妊娠に至らなかったため体外受精へとステップアップ。初めての移植の結果は陰性でした。転院も試みて体外受精からの治療を再スタートされましたが、なかなか結果がでませんでした。

治療を始めてから一年。通院のストレスやお仕事との両立で心身ともに疲労が蓄積され、病院へ行くことを一時お休み。心身の回復を目的に他院にて鍼灸治療を受けられていました。そして半年後に病院の治療を再開し、初めて妊娠反応が出ましたが2〜3週間後に稽留流産となったそうです。

鍼灸に手応えを感じていらっしゃったこともあり、不妊治療を行なっている鍼灸治療院を探していたところ当院に興味を持たれ、次の移植に向けて身体作りをしたいとご来院されました。

冬になるとアトピーが悪化することや寝起きのだるさが気になっていらっしゃいましたので、食事のアドバイスもしながら治療を行っていきました。2ヶ月が経ち、流産後の経過は良好。身体のだるさも軽減していました。そして来院後初めての移植。しかし結果は陰性でした。F様はとても落ち込んでいるご様子で、改善されていた食事も少し乱れ始め、身体のだるさが再び出てくるようになっていました。病院は1周期お休みすることに。それでも身体作りはしっかり行なっていこうと、鍼灸治療だけは続けていきました。

病院での治療をお休みして、鍼灸治療のみを行っていたこの周期、生理予定日を迎えてもなぜか出血がありません。1週間経っても生理が来ないため市販の検査薬を使用したところ、、、なんと陽性反応が!!

さっそく翌日に病院で診察をしてもらったところ、胎嚢を確認。思いがけない自然妊娠でした。

始めのうちは胎嚢の成長が遅く不安な日々が続きましたが、少しずつ、それでも確実に成長。辛いつわりも無事に乗り越え、安定期は母子ともに健やかに過ごされていました。

F様は、まもなく出産予定日を迎えます。

当院で約3ヵ月間、治療回数16回で、自然妊娠となりました。セラキュア独自のTFM(セラキュア・ファティリティ・メソッド)は、人工授精、体外受精、顕微授精などの成功を目指しての不妊鍼灸治療ですが、そのベースは自然妊娠ができるような身体作りです。自然妊娠をしてもおかしくないようなお身体に近づけることで、卵子や内膜のクォリティが向上し、妊娠率が向上すると考えています。TFMの詳細についてはこちら→

 

①当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか?

以前は気分の浮き沈みが大きかったのですが、徐々に安定したきたように思います。スタッフの皆さんをはじめ、担当してくださった先生の程よい感じが自分にはとても合っていて、通院するのが楽しみでした。

②当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか?

他の婦人科の病院にも2年ほど通院しており、体外受精までステップアップするもなかなか結果が出なくて…。今後どのようにしたら良いのかまったく見えなかったのですが、セラキュア鍼灸院に通院しはじめて3ヵ月ほど過ぎた頃に自然妊娠できた時には夫婦で大変驚きました。本当に嬉しかったです。

③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。

治療中の会話を通じて、体や心のこと、日常生活のことで毎回勉強になることが多いです。私は体を冷やさないように意識するようになりました。毎回丁寧にヒアリングしてくださるので、自分で自分の状態をふり返る機会にもなって、とても良かったです。

④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。

人それぞれかもしれませんが、私はセラキュア鍼灸院に通って、担当してくださった先生と一緒に体を整えていく治療を積み重ねてこられた事が、結果につながったのではないかと思っています。

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F様、丁寧なコメントをありがとうございました。出産予定日が近づいていますが最後までしっかりサポートさせていただきます。

追記:F様はその後、無事に自然出産をされました。ご報告はこちら→

 

 

 

 

東洋医学で妊活〜「脾」の働き

妊活~東洋医学の視点から

先日、妊活において「腎(じん)」の働きが非常に重要であることを述べましたが、東洋医学では「腎」と同じくらい妊活にとって大切な機能があります。(腎についてはこちら→)

 

それが「脾(ひ)」という機能。

 

「脾」とは消化・吸収を司り、食べたものを血やエネルギーへと変化させる役割を持っています。

また、血液を身体の中にしっかりととどめておく作用や水分代謝にも関わっています。

 

「脾」の力が弱まってしまうと下記のような症状を、引き起こします。

・胃腸の働きが悪くなる

・疲れやすい、だるい、身体が重い

・むくみやすい

・便がやわらかい、もしくは泥状になる

・不正出血がある

・甘いものばかり食べたくなる

・思い悩むことが多い

・胃下垂

上記の症状が多く当てはまる人は「脾」の力が弱まっている可能性があります。

 

「脾」の力を弱めてしまう原因には、脂っこいものや甘いものの過食、水分のとりすぎで身体に湿気が溜まっている状態、考え込むことが多い、などがあげられます。

また「脾」は湿気に弱いので雨が降り続く時期には弱りやすくなってしまいます。

 

「脾」は身体の血やエネルギーを作りだすところ。

「脾」の力を弱めてしまうことは、妊活に大切な「腎」の力をも弱めてしまうことになります。

妊娠に備えた身体作りをしていく上で、「脾」を強めておくことはとても大事なことなのです。

 

では、「脾」の力をきちんと働かせるためには何をしたら良いのでしょう?

日常生活で以下のことに気をつけてみてください。

・甘いもの、油っこいものを摂りすぎない

・一度にたくさん食べずに回数を増やして、胃腸に負担をかけない

・冷たい飲食物は避け、身体を温める食べ物を摂る

・考えすぎないようにする

・疲れない程度に汗をかく

 

また、当院でお分けしている漢方のナツメも「脾」の力を強めてくれる食材になりますので、ご興味のある方は、お気軽にお声掛け下さい。(ナツメについてはこちら→

 

「脾」の機能をしっかりと巡らせることによって、エネルギーをきちんと作り出し、「腎」の機能をバックアップすることができます。

セラキュアでは妊活をしていく上で「脾」や「腎」の機能をどうしたら強めていけるのか、個々の体質や生活スタイルに合わせて東洋医学的な観点からアドバイスをしております。

 

 

 

 

 

妊活中のサプリメント摂取

不妊症克服!〜食養生〜

「このサプリメントを飲んで妊娠できた!」

「何年も実を結ばなかったのに、サプリを飲んだらたった数ヵ月で赤ちゃんが!」

世の中にはこんな広告があふれていますが、実際の効果はどれくらいなのでしょうか?

そもそもサプリメントって何でしょうか?

 

サプリメントとはダイエタリーサプリメントの訳。

「栄養補助食品」「健康補助食品」とも呼ばれ、「医薬品」ではなく「食品」に分類されます。

サプリメントは、あくまでも足りない成分を補う補助食品。

決して不妊症が治ったり、飲めばすぐに妊娠できるような万能薬ではありません。

食生活や生活習慣の乱れから起こる不足しがちな栄養素を補うものです。

 

ということは、

乱れた食生活や生活習慣を見直せば、サプリメントに頼らなくても大丈夫ということになります。

 

食生活や生活習慣が乱れている中でサプリメントを摂ることは、

毎日甘いものをたくさん食べながらダイエットフードを食べるようなもの。

まずはご自身の生活スタイルをしっかり見直すことが大切なのです。

 

ただし、食事だけでは摂取しにくい栄養素もあるので、その場合はサプリメントを検討してみても良いでしょう。

 

例えば、妊活中の方にオススメの「葉酸」。血液を増やし、子宮内膜を強化することができるので、妊娠力をアップすることができます。また、妊娠中に飲むと胎児の神経管閉鎖障害を防ぐことができるとされ、妊活中から飲むことによってさらにそのリスクを減らすことができます。

葉酸を多く含む食品は納豆やたたみいわし、ほうれん草、モロヘイヤ、アボカド、イチゴなど。ただ、加熱や調理することによってその食品に含まれる葉酸の多くを失ってしまいます。指定されている量をしっかり守りながら、サプリメントで上手に補うのも悪くはありません。まずは普段の食事から摂取することを第一に心がけながら、サプリメントを活用していきたいですね。

 

このように賢くサプリメントを取り入れていくのは、一つの方法として悪いことではありませんが、高額なサプリメントをやみくもに飲んだり、何種類ものサプリメントを一気に飲んだりするのは、賢い飲み方とは言えません。

 

また、胃腸が弱い、便がいつも下痢気味、足がむくみやすい、疲れやすいなどの症状をお持ちの方いらっしゃいませんか?

 

こういった症状をお持ちの方は、サプリメントを飲んだとしてもきちんと栄養が吸収されずに折角のサプリメントの効果も発揮されません。

サプリメントを飲む前に、ご自身の体調/体質をしっかりと見直す必要があります。

 

サプリメントの摂取に迷っていたらぜひ一度、鍼灸師までご相談ください。

 

 

 

 

 

妊活中のおやつ選び「いちじく」

不妊症克服!〜おやつ選び〜

妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち…

ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをパクパク食べている方、ちょっとお待ち下さい!

よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わっているのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。

 

妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…

「いちじく」 オススメ度 ★★★★★

いちじく

プチプチとした食感のいちじくは夏から秋にかけて旬をむかえる果物で、栄養価が高く、不老長寿の果物と言われています。

今回は持ち運びに便利な「ドライいちじく」にスポットを当ててみました。

 

ドライいちじくの栄養成分(約100g 295kcal)

・タンパク質 3.1g

・脂質 1.2g

・糖質 62.7g

・食物繊維 10.6g

・ナトリウム 39mg

・カリウム 962mg

・カルシウム 111mg

 ・鉄 1.5mg

実は、生で食べるよりドライフルーツにすることで栄養分がギュッと凝縮されます。

生に比べて食物繊維は5倍、ナトリウム・カルシウム・鉄などのミネラルは4〜6倍にも増えるんですよ!

 

甘〜いドライフルーツ…気になる血糖値

ドライフルーツは甘いので、血糖値への影響が気になるところですね。

生のいちじくの場合、カロリーは100gあたり54kcal、糖質も100gあたり12.4gと低いのですが、ドライいちじくになると5倍ほどに増えてしまいます。

栄養が増える分、カロリーも糖質も増えてしまうのです。

しかし、ドライフルーツにしたことで5倍以上にも増えた食物繊維があります。

たっぷり含まれた水溶性食物繊維であるペクチンが糖の吸収を穏やかにしてくれるため、血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのです。

その結果、血糖値上昇の目安となるGI値は低〜中程度とおさえられています。

 

妊活に嬉しい鉄分がたっぷり!

良い卵子を育てるのに必要な栄養のひとつに「鉄分」があります。

ちなみに、不妊クリニックに通院している女性患者さんの約9割が鉄欠乏性貧血と言われています。

女性は生理で出血があることや、お肉やお魚などタンパク質の摂取が少ないことも悪影響を及ぼします。

肩こりやめまい、冷え性などの症状も鉄分が足りないことが原因かもしれません。

意外と知られていませんが、鉄は細胞がエネルギーを生産する際に活躍したり、老化の原因となる活性酸素を除去してくれる「抗酸化酵素」が働く際にも必要です。

そのため不足すると卵子が成長するために必要なエネルギーが供給されなくなる他、卵子の老化にもつながります。

鉄分の多いドライフルーツではプルーンが有名ですが、いちじくにはプルーンの2倍もの鉄分が含まれているんです。

 

受精に必要なカルシウム

「骨を強くする」などのイメージが強いカルシウム。実は受精の際にも重要な働きをしています。

射精後、精子が卵子に向かって進んでいく活動にカルシウムが関わっています。

また、精子が卵子にたどり着いてからもカルシウムは重要です。

精子がタンパク質に反応すると、卵子内の小胞体からカルシウムが放出されます。

卵子内のカルシウム濃度が上昇することで、卵子が活性化され細胞分裂が始まり、受精卵へと成長していくのです。

つまり女性も男性もカルシウムという栄養素が妊娠するために必要であり、不足すると精子や卵子の働きが鈍くなり、不妊の原因にもなってしまいます。

ドライいちじくはカルシウムが豊富。プルーンやレーズン、あんずなど他のドライフルーツは50〜60mgなのに対して、いちじくは111mg。群を抜いて多く含まれています。

 

胃腸の働きを助ける

身体は食べたものから作られていますので、妊活中は胃腸の働きを整えておくことが重要です。

消化吸収の力が弱くなると、食べた物を身体に取り入れたり、血を作り出す働きが弱くなるため、卵子の発育や妊娠の維持に悪影響を及ぼします。

いちじくにはフィシンというタンパク質分解酵素が含まれており、消化を助けてくれる効果があります。

西洋料理では肉料理の付け合わせて添えられることがありますが、理にかなっているのですね。

また、東洋医学でいちじくは健胃といって胃を丈夫にしてくれる作用があります。

その他にも肺を潤したり、喉の痛みを和らげてくれる効果があり、秋から冬の季節の変わり目の風邪予防にも役立ちます。

 

まとめ

ドライフルーツにすると栄養素が増えるというのには驚きでした。

いちじくは果肉も多く食べ応えがあり、甘さもあるのでおやつとして選びやすいのではないでしょうか。

東洋医学的には中庸の性質である「平なので、食べ過ぎて身体を冷す心配もありません。

また、バナナ編(→)でもご紹介した卵子の栄養分となる「カリウム」も多く含まれるなど、妊活中のおやつとしてはうれしいことばかり。

しかし、ついパクパクと口にしてしまうのがドライフルーツの恐ろしさ。カロリーのことを考えると、食べ過ぎは禁物です。

ドライいちじくのカロリーは1個(約7g)あたり20kcalほどで、1日3〜4個が目安とされています。

さらに、商品を選ぶときには砂糖の入っていないものを選ぶようにしましょう。

この点に留意して頂ければ、妊活おやつとしてはパーフェクト。

よって、星5つです。★★★★★

くれぐれも食べ過ぎには注意して、バランスの良い食事を心がけてくださいね。

 

少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます。ご期待下さい!

 

食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。

 

 

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