砂糖は老化を促進する?糖と不妊の関係

砂糖は老化を促進する?糖と不妊の関係

不妊症克服!〜食養生〜

 

「砂糖は身体に毒」とよく言われ、昨今では糖質制限ダイエットがブームになっています。

砂糖

このブログでもお砂糖や血糖値についてお伝えしたり、院内でも糖分摂取について患者様から質問をいただくことが多くなりました。

血糖状態が続いてしまうと、インスリン抵抗性を引き起こし、不妊の原因となる排卵障害や「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」になる可能性があるからです。

 

さらに、血中の余った糖は赤血球に結びついてしまうため、血液がドロドロになり、東洋医学でいう「瘀血(おけつ)=ヘドロ血」となってしまい、お肌の黒ずみやカサつき、情緒不安定、冷え、生理痛、子宮内膜症、不妊症など様々な症状の原因となってしまいます。


正常な赤血球は細い血管を通る際、柔軟に形を変えて通っています。

しかし糖がくっついた赤血球の場合は柔軟に形を変えられず、細い血管を通り抜けるのが困難になり血流が悪くなります。


子宮や卵巣には毛細血管が編目のように走っており、その血流が滞ると、冷えやホルモンバランスの乱れ、卵子・子宮内膜の成長にも影響が出てきてしまうのです。


糖の害はそれだけではありません。なんと老化の原因にもなるんです。


血中の糖が過剰に増えすぎると、身体の細胞や組織を作っているタンパク質と結びつき、体温で熱せられ「糖化」が起こります。糖化されたタンパク質は、老化を進める原因物質である「AGE」となって蓄積していきます。

AGEとはAdvanced Glycation End-productsの頭文字をとって「AGE」、日本語では「終末糖化産物」と言われている物質です。ちょっと怖い名前ですね :-( 



正常なタンパク質が糖化してAGEが生成されると、タンパク質の機能を低下させたり細胞を傷つけたりするため、組織の組成が弱くなり、臓器の機能が低下してしまいます。


たとえば骨や血管に蓄積されれば骨や血管がもろくなり、お肌に蓄積されると肌の弾力が失われ、シワやたるみの原因になります。

AGEは老化の原因そのものなのです。

もちろんこれが卵巣に蓄積すると、卵巣機能が低下し不妊のリスクを高めてしまいます。

AGEが蓄積している人ほど体外受精や顕微授精の結果が悪かったことから、AGEの蓄積は卵巣機能の低下や妊孕性(妊娠しやすさ)の低下に影響を及ぼしているというデータがあり、論文も発表されています。(英語の論文のサマリーはこちら→)

 


そしてこのAGEは体内で作られるだけでなく、身近な食べ物からも摂取してしまっているのです。

AGEは「タンパク質と糖が熱せられてできた物質」。たとえば大人気のパンケーキ。


小麦粉と砂糖に、タンパク質である卵・牛乳をまぜて加熱すると、こんがりと焼き色のついたパンケーキができあがります。

パンケーキ

 

このこんがり焼けて色づいたところが糖化した部分であり、AGEが発生している部分なのです。

食品に含まれるAGEはほとんどが消化されますが、約7%は体内に蓄積されます。
調理法を工夫して、AGEの摂取を減らすようにしましょう。

AGEが多くできてしまう調理法として多い方から

揚げる

焼く・炒める

煮る・蒸す



となります。

わかりやすく、実際の食品で比べてみましょう。


焼き餃子と水餃子であれば、焼き餃子は水餃子の2倍ほどAGEを含みます。
カツ丼と親子丼を比べると、カツ丼は揚げる調理をしているため親子丼の5倍ほどAGEを含んでしまいます。

揚げ物は身体によくないというのも、脂肪が多いだけでなくAGEも多く含まれるからなんですね。

血糖値が高い状態が続けば続くほど、タンパク質と結びつく時間が長くなるため、AGEが増えていきます。
急に糖質を完全にカットして0にするのは難しいことですが、まずはジュースやお菓子類を控えたり、食事は野菜から先に食べてよく噛むようにするという習慣から始めていきましょう。

減らす努力をするだけでも必ず身体は変わってきます。
食生活を見直し、血糖値をうまくコントロールしながら糖化を防いで、妊娠する力を高めていきましょう。

妊活セルフケア!オススメのツボ「次髎」

不妊症に効くツボ

不妊症の原因は様々ですが、まず健康な母体のベースをつくることが妊娠への近道です。

そのために食事・運動・睡眠…いろいろと工夫されている方も多いのではないでしょうか?

そこにプラスαとして、ご自身でできるツボ療法をぜひ取り入れてみてください。

 

身体の表面には「気」や「血」が循環する「経絡(けいらく)」という線路のような通り道があり、その上にのように「ツボ」が存在しています。

身体の不調が経絡を通じてツボに表れたり、逆にツボを刺激することで不調を解消させることができるため、体調を整えるためにツボ療法はとても有効です。

この「不妊症に効くツボ」シリーズでは、当院の鍼灸師が妊活に効果的なオススメのツボと刺激のしかたをご紹介していきます。

 

 

今回ご紹介するツボは次髎=じりょう」。

 

まずは「次髎」の正しい位置を見つけてください。

次髎は腰とお尻の間あたりにあります。

次髎body_kotsuban

お尻の割れ目の上部には「仙骨」という逆三角形の骨があり、左右にそれぞれ4個ずつ仙骨孔という穴が開いています。上のイラストではピンク色の部分です。

その上から二番目の穴の上あたりが次髎というツボです。

 

「次髎」はどんなツボ?

骨盤内には腸や膀胱はもちろん、子宮や卵巣などの生殖機能に大切な臓器があります。この次髎は骨盤内の血流をグーンと促進する効果があり、卵子/卵胞の発育を助け、子宮内膜をフカフカにして妊娠しやすい環境を整えてくれるため、妊活中の方にとっては特におすすめのツボです。

また、仙骨は自律神経と関係があるため、次髎を刺激すると、身体がとてもリラックスします。生殖器や腸・膀胱などの症状だけでなく男性不妊にも効果がありますので、ご主人にも使っていただけるツボです。

さらに背中や腰の筋肉は仙骨につながっているため、この次髎を使うことで背中のハリやコリ、腰の痛みにも効果を発揮します。

 

「次髎」のケアの方法

温灸やカイロなどで次髎を温めると、熱が仙骨孔を通ってダイレクトに子宮や卵巣を温めてくれます。グーにした拳で、洋服の上からゴシゴシ擦って摩擦熱で温めながら刺激をすることもできます。

この次髎は押してもとても気持ちの良い場所です。中指や人差し指の腹を次髎に当て、押しながら上下に動かしてみてください。押してみて痛気持ちいい所をほぐすようにまんべんなく行います。これだけでも血行が良くなりますし、オフィスワークで座りっぱなしの時などにもオススメです。

 

ご自身でできるプラスαのセルフケア。今後も妊娠に効果的なツボをご紹介していきまます。

東京都渋谷区在住 T様(39歳) ご出産のご報告をいただきました

患者様のお声 〜出産報告〜

当院に通院されていた患者様が無事に初めての赤ちゃんを出産され、嬉しいご報告をいただいたのでご紹介いたします。

T様は、現在二人目のお子様をご希望で通院されていらっしゃいます。お一人目のお子様をご希望された時にも当院に通われて、初めての体外受精で妊娠をされました。お一人目の時には、ご主人様の精子の状態が万全では無いなか、せめてご自分ができることはやっておきたいと通院を開始されました。通院を開始されてから3ヶ月で妊娠。妊娠後も出産まで通院され、無事にご出産されました。今回はそのときのご報告を頂きました。

現在は、二人目のお子様をご希望されて再び当院に通院して下さっています。お二人目の妊娠に向け、私たちも全力でサポートさせていただいております。

 

①ご出産のときの様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況など)

予定当日の深夜に陣痛が来て、そこから36時間後にようやく出産となりました。なかなか赤ちゃんが出てこず、最後は吸引分娩に急きょなりましたが、無事に産まれて来てくれた瞬間は、今まで忘れられません。主人もつきっきりで側にいてくれて、立ち会ってくれたので、とても心強かったです。

②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。

初めての採卵、初めての移植で、一回目で授かれたのは毎週セラキュアに通って体のメンテナンスをして頂いたからだと思っています。冷え症などの体質も、家での足湯を教えて下さり、併行して行っていました。体の快調はもちろん精神的にも体に良い事をしているという安心感がありました。

③当院に通院して1番良かったこと、嬉しかったことは何ですか。

何より、初めての採卵で成熟卵が採れ、無事に受精し、移植→着床となったことです。着床した際には嬉しくて、当時のセラキュアのご担当者に、すぐに電話でお知らせしてしまいました。

④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。

途中、ご担当者が代わられましたが、皆さんとても良くして頂きました。妊娠した後も通わせて頂きましたが、検診などでお医者様に聞き逃した事など、不安に思っている事などを何でも相談させて頂き、いつも適格なアドバイスを下さり、心の安定剤となっていました。又、毎回脈をみて下さり、赤ちゃん元気ですよと言って下さる事が、とても嬉しかったです。

⑤同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。

セラキュアに定期的に通い、体のメンテナンスを続けていれば、私のように妊娠から出産という過程を経験できると信じています。現在、二人目を希望し、またセラキュアに通わせて頂いています。希望を持って、自らの体を労り、出来る事を一つずつ大切にして行く事で、道は開けると考えています。

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新年は待合室で邪気払い

待合室の季節のお花

明けましておめでとうございます。

 

待合室のお花が、クリスマスから早春バージョンに変わりました。

 

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「ほとばしるエネルギーに見立てたゴールドの葉に、邪気を払う赤い花 “グロリオサ” を加えてみました。皆様にとって2017年が輝かしい年となりますように」

と、華道家の島田光和さんからのメッセージをいただきました。

 

凛とした威厳を感じるアレンジで、正面から眺めていると心が洗われ、背筋がすっと伸びるような感覚を覚えます。

 

新年、ご来院された際にはゆっくりとご鑑賞になり、治療とともにお花のそばで邪気払いもなさってくださいね 😛 

 

 

 

お散歩がてら恵比寿まで。

鍼灸師のつぶやき

セラキュアの最寄り駅は「目黒」ですが、実は恵比寿駅をご利用になる患者様も多くいらっしゃいます。

セラキュアの前の通りは「三田通り」と呼ばれ、目黒駅と反対方向に歩いていくと、10分ほどで恵比寿ガーデンプレイスに到着します。そのまま坂を下れば恵比寿駅。ガーデンプレイスと恵比寿駅の間は、動く歩道「スカイウォーク」を利用することもできます。

良いお天気の日には、ショッピングやお散歩を兼ねて恵比寿駅もご利用になってみてください。

湘南新宿ラインや地下鉄日比谷線などをご利用になる方にも便利なルートです。

この季節の恵比寿ガーデンプレイスは、クリスマスツリーと毎年恒例のバカラのシャンデリアがとっても素敵ですよ 💡 

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妊活セルフケア!オススメのツボ「関元」

不妊症に効くツボ

不妊症の原因は様々ですが、まず健康な母体のベースをつくることが妊娠への近道です。

そのために食事・運動・睡眠…いろいろと工夫されている方も多いのではないでしょうか?

そこにプラスαとして、ご自身でできるツボ療法をぜひ取り入れてみてください。

 

身体の表面には「気」や「血」が循環する「経絡(けいらく)」という線路のような通り道があり、その上にのように「ツボ」が存在しています。

身体の不調が経絡を通じてツボに表れたり、逆にツボを刺激することで不調を解消させることができるため、体調を整えるためにツボ療法はとても有効です。

この「不妊症に効くツボ」シリーズでは、当院の鍼灸師が妊活に効果的なオススメのツボと刺激のしかたをご紹介していきます。

 

今回ご紹介するツボは「関元=かんげん」。

 

まずは「関元」の正しい位置を見つけてください。

おへそから指4本そえた下、体の中心線上にあります。

関元

 

「関元」はどんなツボ?

「関」はかなめ・重要という意味で、「元気」を蔵するツボであることから「関元」と呼ばれています。

身体の「元気」が集まり、エネルギーが満ち溢れる重要なツボなんです。

本来は柔らかくハリがある場所なのですが、触ってみると力なくペコペコと凹みがあったり冷えてしまっている方が多いです。

凹んでいるということは身体の「元気」が足りない証拠。エネルギーを充電させて妊娠力を蓄えましょう。

 

関元は身体の正中を通る「任脈」という経絡上にあります。任脈は子宮から始まっているため、生殖能力に深く関係しています。

これは女性だけでなく男性不妊にも効果的なツボです。

また下腹部にあることから、生殖器だけでなく小腸や膀胱の機能にも効果を発揮します。膀胱炎を繰り返している方にもオススメです。

 

さらに「三陰交」でもご紹介した足の陰の経絡「肝・脾・腎」とも関係しており、それぞれの機能を高める効果があるため妊活中にはオススメのツボです。

 

「関元」のケアの方法

温めるケアがオススメです。

関元の下には子宮があるため、温灸での温めるケアは月経痛や月経不順に効果的です。

不妊症だけでなく消化機能の改善や疲労回復にも効果的なので、パートナーと一緒にお腹に温灸をしてみてはいかがでしょう?

しかしタイミングを取った後や胚移植後など、妊娠している可能性のある時期には刺激が強いので避けるようにしてください。

 

ご自身でできるプラスαのセルフケア。今後も妊娠に効果的なツボをご紹介していきます。

妊活中のおやつ選び「あんこ」

不妊症克服!〜おやつ選び〜

妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち…ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをパクパク食べている方、ちょっとお待ち下さい! よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わっているのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。

妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…

 

「あんこ」 オススメ度 ★★☆☆☆

 

ダイエット中にどうしてもスイーツを食べたくなってしまったら、洋菓子はバターやクリームなどの脂質が多くカロリーも高いため、和菓子が良いといわれています。

しかし妊活中ではどうなのでしょうか?

そこで今回は、和菓子でよく使われる「あんこ」にスポットを当てて調べてみました。

小豆

 

あんこは良質なタンパク質でできています

まずはあんこの原料である小豆。小豆100g中約20gのタンパク質が含まれています。

一見少なく感じますが、タンパク質の基礎となるアミノ酸のバランスがとれた良質なタンパク質でできており、とても栄養価の高い食材です。

人間の身体はタンパク質で構成されています。皮膚や筋肉・髪の毛もそうですし、妊娠に必要不可欠な血液やホルモンの生成にもタンパク質は関わっているため、妊活にはとっても必要な栄養素なんです。

 

赤ワインよりポリフェノールが豊富!

抗酸化作用があり老化を防いでくれるポリフェノール。豆類の中でも小豆には特に多く含まれています。

とくに輸入の小豆よりも北海道産の小豆の方がポリフェノール含有量が多いことがわかっており、なんと赤ワインの1.5〜2倍ものポリフェノールが含まれているんですよ。

 

食物繊維がたっぷり!

小豆には腸内環境を改善してくれる食物繊維がたっぷり。食物繊維は血糖値の急上昇を抑えてくれる効果もあり、妊活中にはバランスの良い食事と共に摂りたい栄養です。

この小さい小豆にはなんとゴボウの約3倍、さつまいもの約8倍の食物繊維が含まれているんです。

 

気になる血糖値…GI値は?

妊活中、おやつとして食べる際に気になるのが血糖値。小豆の場合GI値は45と低く、低GI食品となります。

しかし「あんこ」となると数値が跳ね上がります。

 

あんこの原材料を見ると「砂糖・小豆・食塩」となっており砂糖の量が一番多いことがわかります。作り方もたっぷりの水で小豆の皮が柔らかくなるまで煮て、小豆と同量の砂糖を入れて練り混ぜる…というのが基本です。

つまり小豆では低GIですが、砂糖が大量に加わったあんこの場合GI値が80という高GI食品となってしまうのです。

よくある和菓子の既製品でいうとどら焼きが95、大福が88。

和菓子と思って油断していると、おやつにひとつ食べただけでも急激な血糖値の上昇につながってしまうため、注意が必要です。

 

まとめ

原材料の小豆には紹介したタンパク質・食物繊維・ポリフェノールの他にもビタミンやカリウムなども含まれ、妊活にとても良い栄養素でできています。あんこのカロリーも100g 231kcalと洋菓子に比べると高くはありません。

しかしあんこにしてしまうことで砂糖が多く入ってしまい、血糖値の急上昇を招くことから妊活中に積極的に食べるおやつとしてはオススメできません。

 

よって、星は2つにしました。★★☆☆☆

 

しかしどうしても食べたい時は、市販で売っているものではなくご自身で手作りするのは良いのではないでしょうか?

あんこを作る際は白砂糖を避けて、てんさい糖やはちみつ・米飴などを使って甘さを調節して作ってみてください。また茹でただけの小豆も煮たカボチャやサツマイモと一緒に食べれば程よい甘さもあり栄養価もアップします。

 

少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます。ご期待下さい!

 

食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。

妊活セルフケア! オススメのツボ「三陰交」

不妊症に効くツボ

 

不妊症の原因は様々ですが、まず健康な母体のベースをつくることが妊娠への近道です。

そのために食事・運動・睡眠…いろいろと工夫されている方も多いのではないでしょうか?

そこにプラスαとして、ご自身でできるツボ療法をぜひ取り入れてみてください。

 

身体の表面には「気」や「血」が循環する「経絡(けいらく)」という線路のような通り道があり、その上にのように「ツボ」が存在しています。

身体の不調が経絡を通じてツボに表れたり、逆にツボを刺激することで不調を解消させることができるため、体調を整えるためにツボ療法はとても有効です。

 

この「不妊症に効くツボ」シリーズでは、当院の鍼灸師が妊活に効果的なオススメのツボと刺激のしかたをご紹介していきます。

 

今回ご紹介するツボは「三陰交=さんいんこう」

三陰交は「女性のツボ」として有名です。

すでにご存じの方も、詳しく知るとより効果を実感しやすくなるかもしれません。

 

まずは「三陰交」の正しい位置を見つけてください。

足の内くるぶしの中央から指4本分の所、スネの骨のすぐ後ろ際にあります。

三陰交

その辺りを触ったり押したりしてみてください。少し凹んでいたりズーンと響くような痛みを感じるポイントはありませんか?

 

「三陰交」はどんなツボ?

三陰交という字の通り、3つの陰が交わる所です。

東洋医学のベースとなっている考え方に「陰陽説」があります。

人の身体も、陽が当たる部分である外側を陽、内側の陰ができる部分を陰として分けており、三陰交は陰の経絡である「肝」「脾」「腎」の3つが通っています。

昔から婦人には三陰交と言われてきたのは、は月経・妊娠・出産に「肝」「脾」「腎」の働きが深〜く関わっているからなのです。

三陰交は、ひとつで3つの機能を活性化させることができる女性にとって大変便利なツボです。

 

以下、青字部分は少々専門的になりますので、面倒な方は飛ばしてくださいね ;)

肝は主に気を動かす働きと血を流す働きをしています

東洋医学では「気めぐれば血めぐる」と言われています。

肝の機能が低下し気の流れが悪くなると、血の流れも停滞しドロドロとした血の「瘀血(おけつ)」を生じ、月経不順や月経痛、閉経などが現れやすくなります。

血の流れが悪くなるということは子宮や卵巣へ必要なホルモンが運ばれにくくなるため、月経サイクルや卵子の成長に影響を及ぼすと考えられます。

 

脾は主に消化吸収、栄養を全身に運ぶ作用、血が外へ漏れないようにする作用があります

一見、妊娠に消化吸収が関係あるの?と思われがちですが、妊娠に重要な「血」を作り出す機能としてとっても大切です。

脾の機能が低下すると気や血が不足し、身体はエネルギー不足となるため、妊娠するためのエネルギーも足りない状態となります。また不正性器出血もこの脾が弱っている時に起こることがあります。

 

腎は生殖機能と水の流れに深く関わっています

腎の機能が低下すると生殖に重要なエネルギーが不足し、不妊の原因になります。

このエネルギーを東洋医学では「精気」と読んでいます。

精気は生まれてから徐々に増え、成人でピークとなり、老年期になると自然と減っていくものです。しかし、先述した「脾」の機能が低下すると腎の精気も不足するため注意が必要です。

腎は身体の余分な水分を膀胱へ送り排出させる作用があり、機能が低下することでむくみを引き起こし妊娠に大敵な冷えにつながります。

 

「三陰交」のケアの方法

三陰交がある足首を冷やすと、冷たい血液が骨盤内を通って心臓まで戻る際に卵巣や子宮も冷やしてしまいます。

冬が近づきだんだん気温が下がってきましたが、みなさん靴はどうされていますか?

まだスニーカーやパンプスを履いて足の甲や足首を露出していませんか? 長めの靴下やブーツで、三陰交をしっかりとガードしてください。

冷えが大敵の三陰交は、温めるケアがオススメ。

温灸をしたり、足もと全体を温める足湯も良いですね。

ストッキングを履く方は、デスクワークの間はレッグウォーマーをしてみても。

 

温灸の使い方は治療の際にご指導いたしますので、スタッフまでご相談ください。

 

 

ご自身でできるプラスαのセルフケア。今後も妊娠に効果的なツボをご紹介していきます。

東京都目黒区在住 K様(35歳)。低AMHを乗り越えて妊娠、そして無事にご出産されました!

患者様のお声 〜出産報告〜

皆様こんにちは。

当院に通院されていた患者様が無事に出産され、嬉しいご報告をいただいたのでご紹介いたします。

K様(35歳)は、腰痛がきっかけで当院にご来院されました。また、お仕事による日々の疲れや睡眠不足、風邪を引きやすくなっているなどの体調不良ため定期的に鍼灸治療を受けられていました。

そんなある日の治療中に「実は妊娠を考えている」とお話をしてくださいました。そこで、さっそく当院オリジナルの周期療法を治療に取り入れることにしました。卵子のクォリティをアップするための食生活や、生理サイクルに合わせた過ごし方、ご自宅でのセルフケアなども治療の中でお話しをさせていただきました。

K様が念のため病院で検査をされると、AMH値がとても低いことが判明。医師の勧めで、生理周期のタイミングが合う翌週に、急遽人工授精をすることになりました。

当院では、人工授精後からは妊娠の維持を助ける「安胎」の治療をお受けいただきました。

生理予定日に、市販の妊娠検査薬を使用すると、なんと陽性反応が! その後、病院でも胎嚢を確認することができ、とても喜ばれているご様子でした。

周期療法を取り入れてから約1ヶ月間、治療回数4回で妊娠され、この度無事出産されました。

 

①ご出産のときの様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況など)

38週になってもなかなか子宮口が開かず、お腹が下がる様子もありませんでした。その日はセラキュアさんでいつも通り施術を受けて、お腹が下がるようにとさらし(腹帯)を巻いてもらい、1時間かけて徒歩で帰宅しました。家につくと、なんとなく胎動が変わったような気がしましたが、日をまたいで明け方に破水。そのまま陣痛が来て、一気に子宮口が開き12時間ほどで産まれました。(無痛分娩でしたが促進剤は用いずに)

②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。

胃痛やつわり、マタニティブルーや体のむくみなど、色々なマイナートラブルがありましたが、その都度、その時にあった施術をしていただき、症状を緩和していただきました。普段から腰痛持ちなのですが、全く悪化してなかった(というより、ほとんど腰痛が出なかった)のは、セラキュアさんに定期的に通っていたからかもしれません。

③当院に通院して1番良かったこと、嬉しかったことは何ですか。

施術はもちろんですが、さすが妊婦の患者さんが多いだけあって、妊娠中特有の症状の相談に乗っていただいたり、アドバイスを下さったりして本当にありがたかったです。

④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。

さらしを巻いていただき、本当に子供が下がってきたことでしょうか? でも、本当は大きなエピソードというより、毎週のつみ重ねで体調が安定していた気がします。

⑤同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。

鍼やお灸は、なかなかすぐには効果があらわれないかもしれませんが、つわりの症状をやわらげたり、むくみを軽減したり、体をじわじわサポートしてくれるような存在だと思います。

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K様、無事のご出産おめでとうございます。素敵なご報告をありがとうございました! 

日経ウーマンで疲れが消える一分間メンテをご紹介!

セラキュアからのお知らせ

現在発売中の日経ウーマン12月号にて、当院のスタッフが自分の健康維持のために行っている習慣をご紹介しています。

鍼灸師の他にもセラピストやマッサージ師の方の習慣も紹介されていて、「あ、これ良いかも!」と学ぶところがたくさんある記事です。

当院スタッフの記事は104ページです。

110ページでは医療関係者や読者の方オススメの疲れに効くグッズ&食べ物が紹介されていますが、当院の院長も愛用の品を二つご紹介しております。

他にも心と体を健康に保つためのアイデアがいろいろ掲載されていますので、ぜひご覧になってくださいませ。

お金の貯め方の特集記事もあり、当院スタッフも休憩中に夢中になって読んでおりました 😉 

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