妊活中は身体を動かした方が良いの?

妊活中は身体を動かした方が良いの?

不妊症克服!〜日常生活〜

妊活を始めてから運動を控えるようにしているというお話も聞きますが、適度に身体を動かすことは妊活中でも大事なことです。

運動をすると身体の血流と代謝が上がります。

子宮や卵巣などの血流が上がり、栄養やホルモンがきちんと運ばれ妊娠しやすい身体に近づけることができます。

ホルモンが子宮や卵巣に運ばれることによって生理周期が安定し、妊娠しやすくなるだけでなく妊娠を維持しやすい身体へと変わっていきます。

 

では、具体的にはどんな運動が適しているのでしょうか?

 

妊活中の運動は、筋力をつけたり汗をたくさんかくことが目的ではないので、毎日続けられる有酸素運動がオススメです

 

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いろいろな有酸素運動がありますが、やはりウォーキングが適しています。

 

ウォーキングをすることによってどんな良いことが起こるのでしょう?

 

まずはふくらはぎが動かされることによって全身の血流が良くなります。

ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれ、下半身の血流を体幹に押し戻す役割があり、冷えやむくみを改善することができます。

冷えが改善されることにより、温かい血液が骨盤の中を通り子宮を温かく保ちます。

温かい子宮の中で赤ちゃんも育ちやすくなります。

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また、歩くことによって大腰筋という姿勢を保つ筋肉も鍛えられます。

大腰筋は、骨盤の中を通っている筋肉です。

大腰筋が鍛えられると、骨盤を正しい位置で支えることが可能になります。

骨盤の位置が正しくなれば、骨盤内臓器である子宮や卵巣も正しい位置に収まります。

血流も良くなり、ホルモンバランスも整います。

また、卵巣から排出された卵子をうまく卵管採がキャッチ出来ないピックアップ障害の改善にもつながります。

 

歩くだけで、身体の中にはこんなにたくさんの変化が期待されます。

1日30分〜1時間ほど継続して歩いてみましょう。

 

また、ウォーキングする際には汗のかき過ぎにはお気をつけ下さい。

東洋医学では、汗をかくことにより身体の潤い成分である「陰分」が損なわれると言われます。

「陰分」は、卵胞期にとても大切な働きをしています。身体を低温に保ち、卵胞ホルモンであるエストロゲンの働きを助けています。

「陰」の働きを失うと生理周期にも影響を与えることになりますので、汗はかきすぎないように気をつけましょう。

 

妊活中は過度な運動には気をつけて、適度な運動でホルモンバランスを保ち血流をよくしていくことが大事です

 

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治療の際には、お身体の状態をみながら患者様一人一人にあったエクササイズや身体の動かし方をお伝えいたします。

お気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

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