恥ずかしくて「誰にも言えない‥」あなたのその悩み、もしかしたら骨盤底筋の問題かもしれませんーその2

恥ずかしくて「誰にも言えない‥」あなたのその悩み、もしかしたら骨盤底筋の問題かもしれませんーその2

前回後、骨盤底筋のイメージをして動きを感じ取れるようになりましたか?

前回のブログはこちら→⭐︎

今回はさらに骨盤底筋を掘り下げて、不妊症や更年期症状の改善に役立つトレーニングや当院での治療をお伝えしていきます。

まずは骨盤底を意識する上で欠かせないポイントは、下記の3カ所。

「恥骨」「坐骨」「尾骨」です。それぞれ触って、奥にある骨を感じでみてください。

 

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次に下記のイラストをご参照ください。

肛門と膣の間にあるのが「会陰」。

そこから後方にあるのが、②の「肛門挙筋」。

お尻の穴をキュッとしめる時に働く筋肉です。

「会陰」の前方にあるのが、③の「尿道括約筋」。

お小水を我慢する時や、排尿時に尿を途中で止めたりする時に使われる筋肉です。

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まずは、この「肛門挙筋」と「尿道括約筋」、二つの筋肉を交互にキュッと引き締めてみましょう。

息を吐きながら引き上げる→力を抜いて開放→息を吐きながら引き上げる

10回ほど交互に繰り返していきます。

前と後ろをうまく分割してできなくても大丈夫です。前側、後ろ側とイメージをしながらやってみてください。

 

こんなのかんた〜ん!という上級者の方は、もう1段階感覚を深めて、下記ような順番で動かしてみましょう!

1、会陰(肛門と膣の間)→②肛門挙筋→③尿道括約筋→膣→右側→左側

2、意識しながら吐く息で引き上げる→開放→くりかえす

どうでしょうか?

ちょっと難しいですですが、練習をするとできるようになるはずです! 

これは骨盤内の血流を上げ、骨盤底筋を活性化するトレーニングです。

 

意識して続けていると、骨盤底への血流がアップして、生殖器周辺が温かくなってきます。

左右差を感じる方もいらっしゃいますか? 全く感覚がわからない方という方も心配はいりません。最初から感じられる方のほうが少ないのです。

周り人がいてもコッソリできることなので、歩いているとき、立っているとき、オンライン会議中などでもトライしてみてくださいね。

「骨盤底筋群」は横紋筋といって、腕や足の筋肉と同じように、意識してトレーニングをすることで鍛えられる筋肉です。トレーニングをすれば強くなり、骨盤内臓器を支える力が高まります。

 

患者様に骨盤底筋のトレーニングをご指導すると、「これって膣トレですか?」と聞かれることがあります。

答えは「NO」です。

 

骨盤底の筋肉は、ただ鍛えれば良いというわけではございません。

「緊張して凝っている場合」「緩くて弱い場合」があり、どちらもしっかり機能している状態ではありません。

骨盤のズレ、冷え、凝りがあるままトレーニングだけをしたとしても筋肉がますます縮んで硬くなってしまい、さらに症状が悪化する可能性もあります。

私たちは東京目黒で不妊治療専門鍼灸院として、多くの女性の婦人科系、妊娠から出産後までお身体に触れ、不調の原因はなんなのか、深く細かく紐解いてきました。

私たちの指は、今まで培った経験によって、どの深さに原因となる凝りがあるのかを感じ取る感性が養われています。

骨盤底筋が「緊張して硬いのか」「緩くて弱いのか」をチェックして、ゆるめるべきところ、トレーニングして活性化するべきところを見極めることができます。

また骨盤底筋をしっかり機能させるためには、姿勢や生活習慣がとても重要です。

ご自身でしていただける体質別の養生法やストレッチを、マンツーマンでしっかりとご指導いたします。

骨盤や泌尿器、生殖器の相談は、しづらいものです。

当院にお越しの患者様でも、何ヶ月か通っていただいた後に「実は‥…」とご相談いただくこともあるくらい、皆様、内面にお悩みを抱えていらっしゃいます。

当院のスタッフは全員が女性鍼灸師で、更年期や、出産経験があるスタッフもおりますので、骨盤底のお悩みもオープンにご相談ください。

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不妊鍼灸治療院セラキュア

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