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アロマセラピーで使用されるエッセンシャルオイルには、そのベースとなる植物に応じた様々な効能があります。
その成分や効能を、陰陽五行論=東洋医学的観点から分析、
分類して調合し、治療に用いるのが当院の漢方アロマセラピー
です。アロマセラピーも漢方薬も、自然の植物が持っている
生命力を治療に応用するという意味で多くの共通点があります。
実際にフランキンセンス(乳香)やミルラ(没薬)のように、
エッセンシャルオイルとしても漢方薬としても使用されてい
る植物も数多く見られます。 |
1. 体質にあったテイラーメイド調合
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当院ではエッセンシャルオイルを生薬として捉え、ひとりひとりの体質に合わせてその都度オイルの調合を行います。まずは実際に鍼灸治療を行うときと同じ手順で、問診、脈診、舌診、腹診を行い、ひとりひとりの体質とその日の体調を判断します。数百種類あるエッセンシャルオイルの中から、陰の性質を持ったもの、陽の性質を持ったもの、「肝心脾肺腎」それぞれの働きを高める性質を持ったものを選び出し、植物成分100%のベースオイルにブレンドいたします。嗅覚を通して自律神経の中枢に作用する芳香成分をお楽しみいただきながら、身体の気、血液、リンパ液の流れに沿うようにしっかりとしたマッサージを施します。基本的には手足、背中、首、デコルテが中心になりますが、症状が特に強い場所や、体調不良の原因となっている場所には、より念入りな治療により毛細血管からの有効成分の吸収を促します。治療時間は通常40~50分くらいで、プライバシーが保たれる個室でリラックスしていたきながらの施術になります。
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2. 漢方アロマセラピーの適応症状
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●不妊症、生理不順、生理痛、PMS、PCOS(多膿胞性卵胞)などの婦人科疾患
●肩凝り、腰痛、偏頭痛、眼精疲労などの慢性的な身体の痛み、不調
●冷え、むくみ、慢性疲労、不眠、便秘, 過敏性大腸炎などの自律神経症状
※当院の鍼灸治療で用いるハリは日本製の極細のもので痛みはございませんが、どうしても緊張してしまう方や恐怖感がある方には、まずは当院独自の漢方アロマセラピーをお勧めしております。
*漢方アロマセラピーは女性限定となっております。
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3. 陰陽五行論でみる心身の働き
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東洋医学では身体機能や感情などを含めた自然現象すべてを、陰と陽の性質に分けて考えます。陰は液体、静、血、冷、下降、夜などを、陽は気体、動、気、熱、上昇、昼などを司ります。地上の水(陰)が熱(陽)によって温められて気体(陽)となり上昇し(陽)上空で冷やされて再び液体(陰)となり下降し(陰)ます。陰陽のバランスが取れていないと、洪水や干ばつなどの自然災害が起こります。人間も自然界の一部ですので、陰陽のバランスが取れていないと、冷えやムクミ、火照り、血行障害、不眠などの症状が現れ、精神活動や内蔵の働きに悪影響を与えるようになります。陰と陽は、西洋医学で言う自律神経の交感神経と副交感神経の関係に似ています。
東洋医学ではさらに、自然界=心身を構成する要素を、木火土金水=肝心脾肺腎の5つに分類します。各臓器には、それぞれの「機能」と「感情」があります。例えば「肝」は、全身の血液量を調節するとともに、アルコールや薬品だけではなくストレスや怒りの感情も代謝する働きがあります。働きが悪くなるとストレスの処理がうまくいかなくなり、生じた熱が上昇してイライラしやすくなります。同時に全身の血流が不安定になり、体調不良を起こします。このような症状が出るのは、過労やストレスが直接「肝」に負担をかけているのかもしれませんし、水を司る「腎」の働きが悪いために「肝」で生じた熱を冷やせないことが原因かもしれません。他にも、精神活動を司る「心」で血とエネルギーを消費しすぎることや、食物からエネルギーを吸収する「脾(胃腸)」の働きが悪くて血液を作れないこと、呼吸によって気を補充する「肺」の機能が弱いことも考えられます。このように肝心脾肺腎がお互いに影響を及ぼし合って、心身全体のバランスが維持されているのです。
当院の漢方アロマセラピーは、鍼灸や漢方薬と同様に陰陽のバランス、肝心脾肺腎の働き具合を判断し、弱い部分や足りない部分を補い、貯まりすぎているものを取り去りながら心身を健康な状態に導く治療を、エッセンシャルオイルを利用したマッサージで行うものです。
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